学校8 ページ40
由紀side
本当に息苦しくなってきちゃった､､､(汗)
なんで誰も助けてくれないの・・・逃げてくの・・・
由 「 ﾊｧｧ､､､ｹﾎｹﾎｯ・・・ｹﾎｯ・・・ﾊｧ､､､(汗)」
�� 「 ヨタヨタ走ってんじゃねーよ。邪魔。」
�� 「 走路妨害ー。(笑)」
�� 「 ちゃんと走れねーのかよ〜。
まぁ、病人だもんなー。病気じゃ無理かー。」
由 「 ｹﾎｹﾎｯ､､､ｹﾎｯ・・・ﾊｧ・・・・ﾊｧ・・・(汗)」
�� 「 病気ならとっとと消えてくれればいいのになー。」
�� 「 苦しんでる。ははっ、ウケる。マジすぎ。(笑)」
�� 「 消えーろっ。消ーえろっ。消ーえろっ。」
�� 「 走れっ、走れっ。走れっ。」
由 「 っ､､､っ・・・」
──ザザッ､､､
由 「 ﾊｧ､､､ﾊｧ、ﾊｧ・・・・・(汗)」
喘息で呼吸が苦しいのか・・・
言葉の棘が鋭くて胸が痛くて苦しいのか・・・
よく分からないけど辛くてその場に座り込んだ。
〇 「 きゃーーーっ､､､！倒れたっ､､､！」
□ 「 えーっ､､､病気じゃんっ。病気じゃない!?」
先生 「 わっ､､､由紀ちゃん大丈夫っ???(汗)」
由 「 ﾊｧﾊｧ・・・ｹﾎｯ､､､っ・・・ｹﾎｹﾎｯ､､､ぁ・・・」
先生 「 走っちゃダメでしょ？発作起きちゃうのよ。
なんで走っちゃったの・・・大変じゃない。大丈夫？(撫)」
由 「 っ・・・っ､､､ﾊｧ､､､は・・・ｹﾎｹﾎ､､､ぃ・・・」
先生 「 今、保健室の先生を呼んでくるからっ。
ちょっと待ってて？ゆっくり呼吸するのよ。(撫)」
由 「 ぁ・・・ｹﾎｹﾎ､､､ﾊｧ・・・ぁ・・・ｹﾎｹﾎｯ､､､(汗)」
〇 「 先生大変そー。先生が可哀想・・・」
�� 「 倒れられたら先生も困るよなー。」
そ、んなこと言ったって・・・
自分じゃどうにも出来ないしどうにもならない｡｡｡
�� 「 先生と俺らのお荷物なんだよ。」
�� 「 授業が止まってんだぞ。責任感じろよ。」
�� 「 責任取れよ。消えーろ。消えーろ。」
由 「 ｹﾎｹﾎ､､､ｹﾎｯ、ｹﾎｹﾎｹﾎｯ・・・・・ﾊｧ､､､(汗)」
☆ 「 え､､､これってウチらのせい､､､？」
□ 「 これで死んだらウチら人殺し？」
△ 「 いや、なんもしてないしウチら。
こいつが勝手に走って苦しんだだけじゃん。」
☆ 「 関係ないよね、ウチら｡｡｡」
今までは喘息の発作が起きても非難なんかしないで、
みんな体を摩ってくれたり必死になってくれてたのに｡｡｡
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年10月30日 18時
