夜のリビング2 ページ24
優子side
職場での事を思い出すとまだウッ、、、ってなって、
苦しく締め付けられるけど・・・それでもこうして、
笑って明るく考えられるくらいには回復した。
麻 「 大事な時間なんだから、何も考えないで休んでね。」
優 「 そうしようと思う。」
麻 「 家で休んで良い。って難しいかもしれないけど、
自分の感情を無視して首を絞めちゃダメよ。」
優 「 ありがとう・・・なんか、幸せ。。。(微笑み)」
み 「 なんでっ。」
優 「 こうなった理由は全然幸せじゃないよ?
けど、、、今、こうして何も考えずに、何にも追われずに、
休めて守られてるのはみんなの正義のおかげだな、って。」
陽 「 味方だもん、、、♪」
み 「 それに、あんなの怒るに決まってるし。」
またみなみが恐い顔をしてる。。。(笑)
ぶり返したら私も辛いしみんなも良い気はしないだろうから、
もう言わなくてもいいのかもしれないけど・・・
優 「 みんなのおかげで、私は劣悪な環境から抜け出せたし、
悪い人たちを、環境を、罰してくれたし・・・
本当に恵まれてるな、って。感謝してます。。。って、感じ。。。」
み 「 最後なんで照れるんだよ〜、、、」
麻 「 良いこと言ってくれてたのに。(笑)」
優 「 だって、照れくさくて・・・(苦笑)」
陽 「 あんなの成敗するなんて当たり前だけどね〜。」
麻 「 にしても、よく陽菜が動いたわよね。」
み 「 いや、冷静に考えたらびっくりよっ。」
優 「 それだけ私のことを想ってくれてたって事でしょ?
ありがとう。はるちゃん好きだよ。(微笑み)」
みんなと分かり合えなくて向き合えなくて、
辛くて苦しくて真っ暗だった時もあったけど・・・
だからこそ今、また向き合えてると思える。
優 「 癒えない傷も多分まだ・・・あると思うんだけど、
でも、それでも、、、時間が解決する事もあるんだな、って。」
麻 「 だからって、心からの気持ちに蓋はしないでね。」
陽 「 まりちゃんがよく偉そうなこと言えるよ〜。」
麻 「 私も優子に向き合うから。」
優 「 私も。ちゃんと頼ろうと思う。」
み 「 それ、倒れる度に聞くんだが。」
優 「 今回こそはっ。絶対っ。・・・きっと。。。(笑)」
み 「 おいっ!」
コイツ確信犯的だぞ〜!またやるぞ〜!って、
リビング中に響き渡るくらい叫び散らかすみなみ。
うるさいな〜・・・(笑)
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作者名:優菜 | 作成日時:2023年10月30日 18時