リビング5 ページ19
陽菜side
体や心に反して無理をしてくれちゃう優子は凄いけど、
ストレスとしてこうして身体を傷めつけちゃうから怖い。
だから無理させたくないし止めようって言ってるのに。。。
陽 「 私たちのために頑張ってくれようとしてるんだよね。
ごめんね・・・プレッシャーだよね。(撫)」
麻 「 飲まないなら飲まない。でいいのよ?」
陽 「 そうだよー。優子のその思いを尊重するし、
何よりも優子が自分の心の声に従ってくれたら嬉しい。」
優 「 ハァ・・・っ・・・のまなきゃ・・・
いけハァない、のに、、、ね・・・わかってるのに・・・」
み 「 だからって自分を責めちゃダメ。(ギュ)」
優 「 ゎたしの、ため、、、ハァなのに・・・」
み 「 それが優子の為かどうか、
その真意は優子じゃなくてウチらが判断する。わかる?」
優子を抱きしめて強めに言い切るみなみ。
無理をさせてここで今、薬を飲ませたら、
優子が1人でストレスを抱えて心をすり減らしてってしまう。
それを1番分かってるのはみなみかもしれない。
陽 「 頭では分かってるつもりでも、
道理じゃ理解出来ないことなんていっぱいあるんだよ。
だから優子は無理しなくていいの。」
み 「 いっつもゆうちゃん、無理じゃない。って言う。
無理すれば、って言う。それ、言い聞かせてるだけで、
優子の心身的には無理なことなんだからね。(撫)」
優 「 じゃぁ・・・だって・・・そんな、、、っ・・・ハァ、ハァ、、、」
み 「 大丈夫だからっ。(ギュ)」
陽 「 優子〜。優子が苦しいのも、辛いのも、
優子が弱いからじゃ無いっ。
優子が無理して闘おうとしてるからだよ。」
み 「 ゆうちゃんは強い。立派。凄いんだよ。。。(撫)」
みなみが泣きそうになりながら、
力いっぱいに優子を抱きしめて思いの丈を伝えてる。
陽 「 大前提として、言ったよね?
無理強いはしたくないから、飲めなくていい。って。」
麻 「 優子のペースでいいのよ。(撫)」
陽 「 こうやって今の様に優子が心身共にダメージを負って、
疲労してくなら間違ってる。ってお姉ちゃんたち思うんだ。」
麻 「 こうして優子が辛くて苦しくて虚しくなるくらいなら、
優子が飲まないって言ってくれる方がよっぽど嬉しいよ。」
みなみに抱き寄せられてハァハァと荒く息をしてる優子。
私たちの言葉に何故かみなみが泣いてる。。。(苦笑)
22人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:優菜 | 作成日時:2023年10月30日 18時