リビング3 ページ17
陽菜side
優子にプレッシャーを与えないようにって、
離れた所から見守ってくれてるまりちゃんも、
時おり堪らず優しい声掛けをしてくれてる。
優 「 ﾊｧ､､､ﾊｧ、ﾊｧ・・・・・・・っ・・・ﾊｧ､､､(震)」
み 「 無理しなくていいんだって。(撫)」
陽 「 大丈夫だよー。」
み 「 大丈夫だから、やめておく？(撫)」
優 「 んんん､､､ﾊｧ・・・っ、のむっ・・・(震)」
み 「 飲む？飲めそう？(撫)」
陽 「 飲むのしんどいし辛いでしょ？
このままじゃ優子が疲れちゃうし病んじゃうよ。」
み 「 すっごい震えてるもん。」
陽 「 そうだよね・・・ごめんね、優子。怖いね。(撫)」
優 「 だぃﾊｧじょ、ぅぶ・・・のめるﾊｧよ・・・？(震)」
その声も手も何もかもが震えてる。
こうしてる間にも優子への精神的ダメージは計り知れない。
陽 「 怖い、って思うと絶対に怖いし拒否しちゃう。
無理に飲むことはないから、またにしよう？」
麻 「 恐怖心や懐疑心には抗えないからね。
身体は素直なものだから。優子、いいのよ飲めなくて。」
優 「 ぅぅん､､､ﾊｧのまなきゃ・・・だから､､､っ・・・
ﾊｧ､､､ﾊｧ・・・っ､､､のめる・・・ﾊｧのむ、ﾊｧから､､､(震)」
陽 「 優子ー。
このままじゃ飲もうにも危ないから、やめよう？」
優 「 へぃき・・・っ､､､
へぃきﾊｧへぃﾊｧきへぃき・・・ﾊｧ､､､ﾊｧ､､､(震)」
陽 「 お昼の時は、頑張ってくれたけど吐いちゃったもんね。
だから余計に怖いし嫌いになっちゃったよね。ごめんね。」
呪われたように一点を見つめて、
ハァハァと息荒く優子が目の前の薬と闘ってる。
み 「 吐いちゃったの？」
麻 「 頑張って飲んでくれたの。
だけど、漢方ってクセが強くて不味いから｡｡｡(苦笑)」
み 「 そういうことでか・・・
それはトラウマになっちゃうし怖いわな・・・(撫)」
優 「 のむ・・・ﾊｧのむ､､､のむのむﾊｧのむ・・・っ､､､
ﾊｧ・・・っ、ﾊｧ、ﾊｧﾊｧ・・・・・・ﾊｧ､､､ﾊｧｧ・・・(汗)」
陽 「 大丈夫だよー優子〜。(撫)」
優 「 ﾊｧﾊｧ､､､ﾊｧ・・・・・っ､､､ﾊｧ､､､ﾊｧﾊｧ・・・ﾊｧ､､､(汗)」
陽 「 焦らないよ。怖いね。(撫)」
飲まなきゃ。って、優子が自分自身を責めちゃってるのか、
だんだんと優子の呼吸が過呼吸気味になって来ちゃった､､､
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年10月30日 18時
