リビング2 ページ16
陽菜side
薬と水を入れたコップを用意したけど、
ソファに座ってる優子は硬い表情をしてる。
陽 「 優子〜。」
優 「 ビクッ)・・・ぁ、、、はるちゃん、、、」
陽 「 はい、お薬。」
優 「 ぅん・・・」
陽 「 コップはどうする?置いておく?」
優 「 ぅぅん・・・もつ、、、」
陽 「 持つ?はい。(微笑み)」
優 「 ぅん・・・・・・ね・・・みなみ、きて、、、?」
み 「 はーい、来たよ〜。(微笑み)」
優 「 ん・・・ハァ、、、ふゥ・・・・・・のむね・・・(汗)」
陽 「 無理しないで優子のペースでいいからね。」
み 「 落ち着いてでいいって。(撫)」
優 「 ・・・みなみ・・・・・て・・・(震)」
み 「 手ね。大丈夫、握ってるから。(ギュ)」
みなみを呼んで隣に座らせて手を握って貰ってる優子。
不安そうに震えてる優子の手に強ばった表情。
生理的な薬の恐怖はいくら漢方でも拭えないよね、、、
優 「 ハァ・・・・・・・ハァ・・・・・・フゥ・・・(震)」
陽 「 ゆっくり、焦らなくていいからねー。」
優 「 ぅん・・・・・・っ、、、っ・・・のむっ・・・
のむ、、、ねっ・・・だいじょハァぅぶ・・・いま、のむからっ、、、
フゥ・・・・・・ふぅ・・・・・・ハァ、、、(震)」
み 「 急がなくて平気よ。(撫)」
優 「 ・・・・・・ハァ・・・ハァ・・・・・っ、、、っ・・・(汗)
・・・ハァッ、、、ごめ・・・(震)」
陽 「 大丈夫大丈夫。焦らないよー。」
み 「 無理に飲み急がなくていいよ。(撫)」
優子が薬を飲もうとしてくれて、
顆粒の入った袋を口に近付けてくれたけど、
やっぱり決心がつかなかったのか寸止めで終わった。
優 「 ふぅ・・・ハァ、、、ハァ・・・ハァ・・・っ・・・・(震)」
陽 「 大丈夫。焦らない焦らない。」
麻 「 優子〜。ゆーーーっくり。」
陽 「 ね。ゆーっくり、スー、、、ハー、、、って。」
み 「 スーハーしてみよう、、、?(撫)」
優 「 ハァだぃじょハァぶ・・・って、、、ハァ、ハァ・・・
わか、、、っハァて・・・るん、、、ハだハァけど・・・っ、、、(震)」
み 「 うん。怖いね・・・不安だよね。。。(撫)」
心身共に、自然と強い拒絶反応が出ちゃってる優子。
呼吸は浅く速くて口も手も小刻みに震えてるその姿に、
みなみも辛そうに優子を見つめて背中を摩ってる。
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作者名:優菜 | 作成日時:2023年10月30日 18時