夕方のリビング2 ページ12
明日香side
学校の制服から部屋着に着替えてきた由紀は、
もう普通のいつもの由紀の様子に戻ってた。
明 「 由紀。熱でもあるの?」
由 「 失礼な。元気ですよー。」
明 「 ほんとおかしいんだけど。」
由 「 なにが。」
明 「 ゆうちゃんが帰ってくるだーっ。って、
家を意気揚々と出てった朝とテンションが違いすぎて怖い。」
由 「 ・・・そーだったっけ。」
明 「 とぼけてるんじゃないわよ。」
由 「 ゆうちゃんが居ないから寂しいだけじゃない、、、?(汗)」
明 「 口調まで微妙に違うんだけど。ほんとに由紀?」
由 「 ・・・っ、失礼っ。」
明 「 うん、まぁ、言い返してくる元気があるなら由紀か。」
由 「 由紀だし元気だし由紀だからっ。」
明 「 分かったから。(苦笑)」
由紀の様子がおかしいけど、
等の由紀は的を得ない返答を続けてるし、
向き合うのは時間の無駄かな・・・(苦笑)
明 「 夜ご飯なにがいいかねー・・・」
莉 「 おせんべい!」
明 「 おせんべいはおやつで今食べてるでしょー。」
莉 「 じゃあラーメン!」
明 「 莉乃に聞くとラーメンか肉かしか言わないから却下。」
莉 「 むー、、、(ムス)」
明 「 ゆうちゃんが帰ってくるからー・・・」
里 「 ゆうちゃん帰ってくる、、、!?」
明 「 びっくりした、、、里英か。(驚)」
里 「 ゆうちゃん帰ってくるっ?帰ってくるっ?」
明 「 う、うん、、、帰ってくるよ。(苦笑)
勢い凄いね里英。暗記はもうよかったの???」
ゆうちゃんって単語に目をキラキラとさせて、
凝視してブツブツ言ってた教科書をテーブルに放って、
私の下に駆けてきた里英。
里 「 ゆうちゃん、、、!」
明 「 里英、ゆうちゃんとなに食べたい?」
里 「 エビフライ!」
明 「 あー・・・エビフライね・・・
いいかもね。それにしよっか。それとスープ。(笑)」
里 「 やったーーー!」
明 「 ふふ。じゃあ油を使うから、
危ないから里英は莉乃と仲良く過ごしてられる?」
里 「 うんっ。」
明 「 偉いね。(微笑み)」
里 「 あーちゃんっ。
ゆうちゃんに、おいしいエビフライいっぱい作ってね!」
明 「 うん・・・?ふっ、、、分かった。(笑)」
里 「 莉乃ちゃん遊ぼーっ。」
海老は冷凍に眠っているはずだし・・・
もう涼しい季節だから揚げ物もちょうどいいかも。
何より、里英の好物。(笑)
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作者名:優菜 | 作成日時:2023年10月30日 18時