外科病室 ページ2
陽菜side
ちょっと触れた優子の手が冷たく冷えきってた。
相当緊張して、頑張って飲んでくれたんだろうな。
陽 「 頑張ってくれてありがとう。(撫)」
優 「 ぅぅん・・・」
陽 「 怖かったね・・・お疲れ様｡｡｡(撫)」
優 「 ぅん・・・」
陽 「 優子が頑張ってくれてるだけで嬉しいし、
本当に凄いなって尊敬してるんだよ・・・」
優 「 ・・・大したことじゃ、ないって・・・」
陽 「 そんな事ないよ。
優子がやってくれてることは本当に素晴らしいんだよ。」
優 「 ・・・ありがと｡｡｡」
陽 「 夜からも飲めるかなって不安だと思うけど、
結果として飲めなくても全然大丈夫だから。」
優 「 ・・・ぇ､､､」
陽 「 飲もうと頑張ってくれてるだけで嬉しいもん。(笑)」
はるちゃんの為に、とか、自分自身の為に、とか、
優子のことだからきっと色々考えて、
それで頑張ってくれてるんだと思う。
陽 「 どんなことも、どんな時も言ってるけど、
無理だけはしないでね。」
優 「 ぅん・・・」
陽 「 お昼ご飯も、気分が優れなかったら、
食べられる分だけでいいからね。」
優 「 ぅん・・・」
陽 「 いま、しんどい？」
優 「 ううん。へぃき。」
陽 「 じゃあ平気ってまりちゃんに伝えておく。(笑)
夕方には退院するけど、ゆっくり過ごしててね。」
優 「 ぅん・・・ぁりがと。」
陽 「 ふふ。じゃあまたね。(笑)」
優 「 あ､､､はるちゃんも。」
陽 「 んー？」
優 「 無理、しないでね・・・(微笑み)」
陽 「 分かってるー。(笑)」
──ガラガラ､､､
〜廊下〜
麻 「 あれ？陽菜。」
陽 「 あ、まりちゃん〜。(笑)」
麻 「 今、優子にお昼を届けようとしてるんだけど､､､」
廊下に出たところで、
配膳を持ってるまりちゃんとばったり遭遇。
陽 「 私は仕事に戻らなきゃー。帰れなくなっちゃう。」
麻 「 そう。優子のこと、ありがとうね。」
陽 「 ううん。(笑)
今はしんどくもないみたい。平気って言ってた。」
麻 「 なら、いいんだけどね｡｡｡(微笑み)」
陽 「 一応、無理はさせないように気にかけてあげて？」
麻 「 そうするわね。(微笑み)」
陽 「 じゃ、また夕方ね〜。(笑)」
麻 「 はーい。陽菜も仕事頑張ってね。」
陽 「 うんー♪」
優子が退院することだし、
残業しないで帰れるように仕事を頑張らなきゃ､､､
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年10月30日 18時
