熱3 ページ6
陽菜side
あと2時間もすればほとんど残薬が無くなるはずだから、
それを超えれば優子が今の苦しみに襲われる事は無くなるはず。
今は十数分に1回、残薬の波が押し寄せてて相当辛そう。
優 「 ﾊｧ・・・・・・・ﾊｧ・・・ﾊｧ・・・・・・ﾊｧ､､､」
陽 「 少し落ち着いたかな・・・(撫)」
優 「 ・・・・・・ﾊｧ・・・んぅ・・・・・ﾊｧ､､､ﾊｧ・・・」
陽 「 良かった・・・よく頑張ったね｡｡｡(撫)」
優 「 ﾊｧ・・・・ﾊｧ・・・・・・また・・・・・ﾊｧくる､､､？」
陽 「 うん､､､多分また2、30分後くらいかなぁ､､､
波が減ってきてはいるし落ち着いてきてるけど、
もしかしたらまたすぐ辛くなっちゃうかもしれない｡｡｡(撫)」
優子に着けてる機器たちから波形を出して、
波を調べてるけどさっきのは1回前の波より大きくて長かった。
今も波形が微妙な動きをしてて完全に鎮まった状態ではない。
優 「 ﾊｧ・・・・・・・ﾊｧた、す・・・けて・・・ﾊｧ､､､」
陽 「 まだ少し痛い？(撫)」
優 「 ﾊｧ・・・・・・ん・・・」
陽 「 そっか､､､ごめんね・・・(撫)」
優 「 ・・・・・・でﾊｧも・・・ﾊｧ・・・けっこぅ､､､らく｡｡｡」
陽 「 ほんと？無理しないでいいんだよ｡｡｡
辛かったら辛いって言ってね・・・
残薬の影響はかなり辛い症状だからね｡｡｡(撫)」
優 「 ん・・・ﾊｧ・・・ﾊｧ・・・」
陽 「 もう､､､辛いの来ないといいね・・・(撫)」
波形を見る限りだいぶ落ち着いてきてる。
当分はまだ次の波が来そうはないけど、
このまま大きい波が来ないで優子が楽になってほしい｡｡｡
陽 「 お薬が体から早く消えちゃいますように・・・(撫)」
優 「 ・・・・・ﾊｧ・・・・・ﾊｧ・・・ん｡｡｡」
陽 「 良いお薬が早く体を守ってくれますように・・・(撫)」
優 「 んぅ・・・・・ﾊｧ・・・ﾊｧ・・・・・・・」
陽 「 大丈夫だからね・・・楽になるからね｡｡｡(撫)」
優 「 ・・・ﾊｧぁさ・・・・・ﾊｧ・・・まで､､､ﾊｧ・・・？」
陽 「 朝になったらもうすっかり楽になってるよ。
大丈夫。大丈夫だからね・・・(撫)」
優 「 ﾊｧ・・・・・・ぅん・・・ﾊｧ､､､ﾊｧ・・・」
朝まで？って聞いてきた優子の目は虚ろで不安そうだった。
朝まで辛い症状の波が続くと思ったら気も滅入るよね。
ごめんね優子。寄り添うことしか出来なくてごめん｡｡｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美優 - リクエストにに応えてありがとうございました (10月25日 18時) (
レス) @page42 id: d871d846c4 (このIDを非表示/違反報告)
( ル▽ル)(プロフ) - 優子が復帰してから、由紀が救急車で運ばれてきて、ICUで治療する話がみたいです。 (10月19日 11時) (レス) id: 65469d23f0 (このIDを非表示/違反報告)
🥕 - いつも楽しく読ませてもらってます。他に作品の更新も楽しみにしています😁 (10月3日 17時) (レス) id: 7a8d477b4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優菜 | 作成日時：2023年10月2日 18時
