私の姉はお医者さんPart68

リビング3 ページ44

みなみside



由紀は無事に元気に帰ってきて良かったけど、
あの後、はるちゃんはどうなったかなー・・・
なんて考えながらカレーが完成した。



み ｢ 出来たよー。
まりちゃんとはるちゃんが帰ってきたら食べよう。｣



明 ｢ ありがとうー。｣



由 ｢ 今日カレーだけ？｣



み ｢ サラダも作ったし、
食後にぶどうを洗う予定だよ。｣



由 ｢ うげ､､､さらだマズ､､､｣



み ｢ まだ食べてないだろ。(笑)｣



明 ｢ 不味いとか言って食材を無碍に扱うなら、
もう由紀は何も食べなくていいよ。｣



由 ｢ かれええ！｣



明 ｢ カレーだってどうせ野菜は除けて、
お肉だけ食べるんでしょ？｣



由 ｢ だってまず・・・(汗)｣



明 ｢ 由紀の夜ご飯は無し。｣



由 ｢ あーあーあぁあぁ､､､！まずくない､､､！
マズクナイカラ、カレータベタイ。ナ。(汗)｣



慌ててカタコトな日本語になってる由紀。
嫌だ嫌だで野菜を残せるのも優子が入院してる時だけかな｡｡｡



──ガチャ､､､



陽 ｢ ただいまー。｣



み ｢ おっ、はるちゃん。おかえり。｣



明 ｢ おかえりー。クッキー残ってるから良かったら食べて？｣



陽 ｢ えーっ食べるー。(笑)｣



み ｢ はるちゃん大丈夫だった？｣



陽 ｢ いただきまーす。(笑)
えー？・・・あーっ。多分？｣



み ｢ なんだそのテキトーな感じ｡｡｡(苦笑)｣



陽 ｢ 優子に話してー、鼻風邪かなーって。｣



由 ｢ えっ､､､はるちゃん風邪なの。(驚)
やだね、移さないでよ､､､(汗)｣



明 ｢ 私こそ。頼むよ。推薦入試が近いんだから。(汗)｣



陽 ｢ 大丈夫だよー。全然元気だもんー。｣



鼻が詰まってるとか言ってる時点で、
はるちゃんそれは列記とした風邪だよ､､､(苦笑)
お願いだから風邪菌を妹に渡さないでね､､､



陽 ｢ 一応、ムコダインを持ってきたから、
とりあえずそれを飲んでみようかなーって。｣



み ｢ 止めはしないけど､､､｣



陽 ｢ 悪くないよね？｣



み ｢ けど､､､
気になるなら早めの受診をオススメするよ。(苦笑)｣



陽 ｢ 優子にも言われたー。｣



み ｢ そりゃ誰だって、早目に。くらいは言うだろ。(苦笑)｣



明 ｢ 由紀。今日と明日は早く部屋行って寝よう。｣



由 ｢ だね。休みだからって夜更かしはやめよ。｣



明 ｢ うん｡｡｡｣



静かに同盟を組んでる明日香と由紀。
散々言い合ったりもするのに結局のとこ仲がいい。(笑)

リビング4→←リビング2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す