不機嫌？ ページ49
由依side
彩と私も緊急招集されて、塗り絵をしてる。
ちびっ子たちも今は真剣に黙々と集中して色を塗ってる。
我々双子は塗り絵をしながらくだらない話・・・(苦笑)
由依 ｢ ヒーローかー・・・｣
彩 ｢ 戦隊モノなら、赤がエース。｣
由依 ｢ 赤・・・｣
彩 ｢ まず赤じゃないな。茶色ってとこか・・・？｣
由依 ｢ 茶色って・・・(笑)｣
彩 ｢ 由依は問答無用で茶色やろ。｣
由依 ｢ あ、私がなん。(笑)
自分の話、してるんかと思ったわ。｣
彩 ｢ バリバリ茶色やん。もうこれ。｣
由依 ｢ これって言うな。(笑)
あとせめて選択肢くらいはくれといてや。(笑)｣
彩 ｢ んや、茶色しか有り得ん。｣
由依 ｢ 勝手に決めんといてやーっ。(笑)｣
もう訳分からんくておもろい。
のに、当の彩は表情1つ変えずに真顔を貫いてる。
彩 ｢ ・・・けど、やっぱ、
レンジャー側は確っ実に人気そうよな。｣
由依 ｢ 当たり前や。(笑)｣
彩 ｢ なんだかんだ言っても、悪役の敵も人気やろ？｣
由依 ｢ んー・・・(苦笑)｣
彩・由依 ｢ 愉快な仲間たち。ってとこか・・・｣
由依 ｢ って､､､！被らんといてっ。(笑)｣
彩 ｢ なんで合うんほんまに！(笑)｣
優 ｢ ・・・・・・・・ひぃっ､､､っ・・・ぅぅー､､､っ､､､｣
彩・由依 ｢ ・・・???｣
優 ｢ ぅぅ､､､ゎぁぁぁぁぁぁあぅぅうん､､､！｣
彩・由依 ｢ ﾋﾞｸｯ)え・・・(汗)｣
彩 ｢ なんで・・・???｣
由依 ｢ いや、彩やん。(汗)｣
彩 ｢ ちょ、まっ、まっ､､､由依やろっ。(汗)｣
優 ｢ ぅわぁぁぁぁああああああんんん､､､！｣
由 ｢ 優ちゃんどうしたのー､､､(汗)｣
突如、病室をぶち抜くくらいの声量で泣き始めた優子。
双子で楽しく話してたんが気に喰わなかったんか???
由依 ｢ 急やなー・・・(汗)｣
由紀 ｢ さっきまでご機嫌で塗り絵してたのに。｣
麻友 ｢ 遊んでたのに､､､｣
由依 ｢ やなぁ､､､(汗)｣
彩 ｢ どうしたん？何かあったん???｣
由依 ｢ 気分悪くなっちゃいましたかー・・・???｣
優 ｢ うわぁぁぁぁああああん・・・！｣
由依 ｢ んー､､､(苦笑)｣
彩 ｢ なんかなぁ・・・(苦笑)
何も無くても泣くのが赤ちゃんの仕事か？｣
由依 ｢ それでも可愛いのが優ちゃんの仕事や。｣
ベッドの上でクレヨンを握りしめたまま、
バタバタもせずただわんわんと泣き続ける優子。
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年11月3日 21時
