大好きなお姉ちゃんはお医者さんPart3

午後の病院 ページ39

由紀side



食べれるだけお昼を食べて、配膳を片付けて、
歯磨きもしっかりとして着てるパジャマも整えて、
午後からお散歩に行く準備は万端。



〜由紀病室〜



由紀 ｢ 勝手に行っちゃダメだよね・・・
誰か来てくれるのかな・・・｣



〜10分後〜



──ガラガラ､､､



彩 ｢ 由紀ー。おはよう。｣



由紀 ｢ わっ、彩ちゃん。(驚)｣



彩 ｢ 散歩行くって聞いたから迎えに来たよ。(笑)｣



由紀 ｢ 彩ちゃんが一緒？｣



彩 ｢ 嫌なら他の人を呼ぶけど・・・｣



由紀 ｢ いや､､､いい。｣



彩 ｢ お昼ご飯食べた？｣



由紀 ｢ 食べた。｣



彩 ｢ 具合いはどう？｣



由紀 ｢ 平気、だけど・・・彩ちゃん、お酒飲んだ､､､？｣



彩 ｢ え､､､！(汗)｣



マスクを着けてるとはいえ、
彩ちゃんから何となくアルコールの様な匂いがする｡｡｡



由紀 ｢ まさか､､､仕事中に飲んだとか？｣



彩 ｢ まさか過ぎる。(驚)｣



由紀 ｢ だって､､､気のせいかな､､､｣



彩 ｢ 昨日の夜、親睦会があったからかな､､､(汗)｣



由紀 ｢ え、二日酔い？｣



彩 ｢ 気は確かだから平気。｣



由紀 ｢ よくお仕事が出来てるね。｣



彩 ｢ 大人ですし。・・・それより、どこ行くん？｣



由紀 ｢ あ、んー・・・ブラッと。｣



彩 ｢ ブラッと？由紀の体調が大丈夫そうなら、
そこら辺を何となく歩くか。｣



由紀 ｢ うん・・・それか、優ちゃん。｣



彩 ｢ 優子？あー、優子も午後は暇してるかもしれんし、
行ってあげたら優子も喜ぶかもね。｣



由紀 ｢ それに今日、麻友も来るし。｣



彩 ｢ あ、そうやっけ？｣



由紀 ｢ うん。有華ちゃんと来る。｣



今日は学校終わりに有華ちゃんと麻友が来てくれる日。
それも楽しみだしみんなで会いたい。



彩 ｢ 2人が来るなら、早くて3時間後とかだろうし、
それまでまだまだ時間があるけど・・・｣



由紀 ｢ じゃあぶらぶらする。｣



彩 ｢ よし、行くかー。｣



由紀 ｢ うんっ。｣



彩 ｢ もしも歩いてて具合いが悪なったり、
気分が悪なったら言ってな？ちゃんと教えてな？｣



由紀 ｢ はいはーい。｣



彩 ｢ 由紀ー。返事がいい加減やで。｣



由紀 ｢ わかっちょりまっする。(笑)｣



彩 ｢ もう知らん。ふざけやがって。｣



だってせっかくの楽しい楽しいお散歩なのに、
それを台無しにするような事を自ら言うと思う？(笑)

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