小児病室2 ページ3
彩side
優子から貰ったスプーンを使ってご飯をよそった。
陽ちゃんに怒られたら空気が不味いし、
何よりも優子が率先して食べてくれる時に食べさせないと。
彩 「 はい。優子あーん。」
優 「 ぁー・・・っ､､､(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)」
彩 「 どう？美味い？」
優 「 ぅまいっ・・・♪」
彩 「 良かったな〜。(撫)」
陽 「 彩に食べさせて貰えて良かったね〜。」
優 「 ゆぃちゃぁもっ。」
由依 「 ウチも？」
彩 「 由依にもアーンしてもらいたいって。」
由依 「 ・・・・・・はい。あーー・・・ん。」
優 「 ぁぁ・・・んっ､､､♪(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)」
由依 「 よく食べて偉いね。」
彩 「 ほんま、偉いよな。」
由依 「 なんで同じようなこと繰り返すん。」
彩 「 そっちが寄せてきてるんや。」
思ってることも同じで発言も似てて、
双子って気持ち悪い一緒だったりする・・・(苦笑)
味の好みとかは若干、話が合わんくてイライラするけど。
優 「 ゆぃちゃぁのもおいひぃ・・・(笑)」
由依 「 もう一口食べる？」
彩 「 調子乗るな。」
由依 「 え。」
彩 「 褒められてんはご飯の方やで。
由依ちゃうで。図に乗るなや。」
由依 「 キツいわー彩ー。」
陽 「 陽ちゃんもあーんしようかな〜。」
優 「 あっ､､､♪」
陽 「 違う〜っ、逆〜っ､､､(汗)」
彩 「 あっはははっ､､､逆やって優。(笑)」
優 「 ぎゃくぅ・・・？(ｷｮﾄﾝ)」
彩 「 陽ちゃんにスプーン渡したって？
陽ちゃんが優にどうぞーするんやって。」
優 「 ぅんー・・・はい、どぉーおー。」
まだ納得の行ってなさそうな優子の顔。(笑)
優がスプーンを受け取って陽ちゃんにあーんしてて、
それはそれで可愛かったわ。(微笑み)
陽 「 ありがとう〜。はい、優ちゃんあーーーん。」
優 「 ぁー・・・んっ､､､♪」
陽 「 美味しいね〜。」
優 「 んまんま・・・♪」
由依 「 幸せそうやな〜。(微笑み)」
優 「 んっ。んっ・・・！わはっ・・・♪」
陽 「 あーっ、手手で遊ばない〜っ。(汗)」
彩 「 あーあーあーあー､､､(汗)
ばっちぃちぃやから、お手さん拭くで〜。」
優 「 きゃっ､､､♪きゃっ､､､♪」
由依 「 あー､､､(苦笑)」
ご飯が入ってるお皿に手を突っ込んでツンツンしたり、
混ぜ混ぜしたりして遊び出した優子を3人がかりで阻止した。
楽しそうに遊んじゃって､､､(苦笑)
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年11月3日 21時
