リビング2 ページ14
由依side
優子の夜ご飯とお薬の時間に付き合って、
それが終わってから家に帰ってきた。
由依 「 ただいまー。」
敦 「 おかえり〜。夜後出来てるよー。」
有 「 麻友と先に食べさせてもろてますー。」
由依 「 良い匂い〜。」
敦 「 あれ？何か買って帰ってきたの？」
由依 「 今日、彩が呑み会あるって言うから、
そのためのものを少々・・・(笑)」
敦 「 冷蔵庫に入れておいたら？
彩ってああ見えてお酒が弱いからね｡｡｡(苦笑)」
由依 「 呑まされんといてな。って何度も、
口酸っぱく言い聞かせたから大丈夫やと思う。」
敦 「 とはいえ、ああいう集まりって、
飲まざるを得なくなるからね｡｡｡(苦笑)」
有 「 そういうの面倒いなー。嫌な日本の風習。」
ご飯を食べながら会話に参加してきた有華も、
もう大学生だしお酒自体は飲めるは飲めるんだよね。
由依 「 有華も飲めたよな？」
有 「 飲めるけどそういう連みはせん。」
敦 「 よくよく考えたら、飲めないのって、
陽ちゃんと彩だけだよね。なんか意外。」
由依 「 私めっちゃ飲むんやけど。(笑)」
有 「 遺伝子の分け方間違えたん？」
敦 「 彩と由依は好みも違くない？」
由依 「 違うな。全く。」
麻友 「 ごち､､､♪」
敦 「 美味しかった〜？(笑)」
有 「 美味しかったな。完食。(笑)」
麻友 「 うん､､､♪」
敦 「 良かった〜。(笑)」
有 「 片付けはウチがやるわ。」
由依 「 そういや今更やけど､､､」
敦 「 うん？」
由依 「 まだ優子の熱が下がりきらんから、
今日も泊まるって陽ちゃんが言うてたわ。」
敦 「 え、そうなの？(驚)」
優子と別れる前にチラッと聞いてみたら、
まだ熱があるから帰れないかなーって陽ちゃんが言ってた。
有 「 まだ下がらんの？」
由依 「 服薬に変えたからまた変化あるはず。」
敦 「 早く下がるといいね。」
有 「 大丈夫なんかな・・・不安なってきたわ。」
由依 「 熱があるって言っても微熱やし、
思ってる以上に元気やから大丈夫やと思う。」
有 「 ならいいけど､､､」
由依 「 子どもって案外、
熱があってもケロッとしてることもあるから。」
敦 「 そうみたいだねー。
ウチに来る子は百発百中で泣いてる。」
有 「 歯医者は泣くやろ。」
大人のウチでも歯医者は嫌すぎて泣く自信がある。
なんであんなに歯医者って嫌なんやろな｡｡｡
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年11月3日 21時
