私の姉はお医者さんPart56

検査2 ページ10

由紀side



検査なんてしたくないし今すぐにも帰りたいけど、
帰るなんてゆうちゃんに面と向かって言えるはずもない。



優 「 由紀。一瞬だけど、造影剤ってお薬を打つから、
ほんと、危ないから、ｹﾞﾎｯ､､､動かないでね。」



由 「 ゃだぁぁぁｯｸ・・・がえるぅ､､､ｯｸ、ﾋｯｸ､､､ぅぅ､､､」



優 「 ・・・なら、帰れば？」



由 「 がえらなぃぃぃぃ､､､！ｯｸﾞ､､､ｯｸﾋｯｸ・・・」



梅 「 なんかこの掛け合い平行線で面白いな､､､(笑)」



由 「 がえらないっ､､､ｯｸﾞやる、のぉっ､､､！ｹﾎｹﾎ､､､」



優 「 やるのね？ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､本気で、動かないで。」



由 「 やるがらぁぁぁ､､､うごがｯｸないがらぁぁ､､､！
ｯｸﾞ、ﾋｯｸ､､､ｯｸﾞ・・・はや"ぐやっでぇぇえ､､､！」



わかったから、動かないからっ､､､！
注射の時に動いた事なんて今まで1回もないしっ､､､！
焦らさないでやるなら早くやって終わらせてよっ､､､！



れ 「 軽く、抑えましょうか？」



優 「 ほんと軽くでいいよ。腕、少しくらいで。
・・・由紀の事だからそんな動かないだろうし。
・・・消毒するね､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ・・・冷たいよー・・・」



由 「 ぅぅ､､､ぅぅぅｯｸﾞ・・・ｹﾎｹﾎｯ､､､ぅぅー､､､」



れ 「 由紀ちゃん〜、少し壁の方見てようね〜。」



梅 「 はい、優子どうぞ。液漏れ気をつけてね。」



優 「 一応、手袋してるから､､､(苦笑)
ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､由紀、すこーしチクッとするよ・・・」



由 「 ﾋﾞｸｯ)ぅぅぅ・・・ｯｸ、ﾋｯｸ､､､ｯｸ・・・っっ､､､(汗)」



・・・っ、痛い､､､痛いよ､､､痛いってば・・・(汗)
もう本当にヤダ､､､死んでも注射なんかやりたくない。



優 「 ・・・・・・はい終わり。頑張りました。(撫)」



梅 「 はい、ここ置いちゃって？」



優 「 うん､､､ありがとう。」



れ 「 由紀ちゃんよく頑張ったよ〜。絆創膏貼るね〜。」



由 「 ぅぅ"っ､､､ｯｸﾞ、ぃだがっだぁぁぁｯｸﾞ､､､ｹﾎｹﾎｯ､､､」



優 「 頑張ったよ。動かないでくれてありがとう。(撫)」



梅 「 優子、手洗っておいで？由紀ちゃん見ておくから。」



優 「 うん､､､よろしく・・・(汗)」



駆け足で水道の方に行ったゆうちゃん。
その間にれいにゃんが少し乱れた私の検査着を治してくれた。

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