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抱っこ3 ページ48

陽菜side



ベッドの上で優子を膝上に乗せながら背中をトントン・・・
にしても優子の心拍が速くて呼吸も辛そう、、、(汗)



優 「 んぅ・・・ハァ、、、ハァ・・・」



陽 「 優子、酸素量上げる?辛いでしょ、、、(撫)」



優 「 んぅん、、、ハァ・・・」



陽 「 いいの?無理しちゃだめだよ?」



優 「 ん、、、(コクン)」



麻 「 はい、新しいタオルと保冷剤。」



陽 「 あっ、ありがと〜。(笑)
優子、冷たいタオルに替えようね〜・・・(撫)」



優 「 ハァ・・・んぅ、、、」



麻 「 使い終わったタオル頂戴?片付けてくるよ。」



陽 「 じゃあこれよろしく〜。
ついでにステーションから輸液パックの替え取ってきて?」



麻 「 うん。」



陽 「 多分もう交換用のが用意されてるから〜。」



麻 「 わかった。(微笑み)」



もうそろそろ補液パックの方が無くなりそうだからね、、、
優子に一声かけてからおでこにタオルを乗せて、
保冷剤を包んだタオルを首に軽く巻いてあげた。



優 「 ん、、、ハァ・・・ゲホゲホ、、、ゲホッ、、、(汗)」



陽 「 よしよし、、、辛いね・・・(撫)」



〜5分後〜



? 「 持ってきたよー・・・って、、、あれ、、、?」



優 「 ・・・・・・・スゥ・・・・ッ、、、」



陽 「 ふふ、酸素少し増やしてあげて背中トントンしてたら
夢の中に吸い込まれてっちゃったよ。(微笑み)」



麻 「 まだ体力も限界だったんだろうね・・・(撫)」



陽 「 そうだと思う。(撫)」



麻 「 陽菜、動けないでしょ。私が補液交換するね。」



陽 「 ごめん、、、お願い。」



優子を抱いてる私に気を使って、
補液パックを交換し始めてくれたまりちゃん。



陽 「 ポンプの設定もそのままでいいよ。」



麻 「 うん・・・詰まってもないし大丈夫そうだね。」



陽 「 うん。。。(微笑み)」



麻 「 じゃ、仕事に戻るね。何かあったら呼んで?」



陽 「 うんっ。ありがとうー。(笑)」



麻 「 ゆうこ、また来るね・・・(撫)」



優 「 ・・・・・・・・スー・・・」



〜10分後〜



陽 「 そろそろいいかな・・・よいしょ、、、っと、、、
ゆうこ、ベッドにゴロンしようね・・・(撫)」



優 「 ・・・・・・・・・・っ、、、ん、、、っんぅ、、、っ、、、(汗)」



深い眠りになったと思って優子をベッドに横にさせて、
布団をかけてあげた途端、目をピクっとさせた優子。
うそ、、、起こしちゃった、、、???

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作者名:優菜 | 作成日時:2021年10月17日 20時

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