やっと ページ39
梅ちゃんside
朝の検温と診察では特に問題はなさそうだったし、
今日は由紀ちゃんを連れて優子の所に行こうかな。
〜病室〜
梅 「 由紀ちゃん、優子のところに行く？」
由 「 行くっ。」
梅 「 行こっか。(笑)」
由 「 今行くの???」
梅 「 今じゃやだ？」
由 「 ううんっ。今すぐ行くっ。(笑)」
梅 「 うんっ。じゃあ上着を羽織って靴を履いたら、
ナースステーションに来てくれる？」
由 「 うんっ。」
梅 「 急がなくていいからね。(笑)」
由 「 はーい♪」
梅 「 じゃ、ナースステーションで待ってるね。(微笑み)」
由 「 はーいっ♪」
ノリノリで元気いっぱいの笑顔を浮かべてる由紀ちゃん。
相当優子に会いたくてしょうがない様子。(笑)
〜5分後・ナースステーション〜
由 「 梅ちゃん〜っ。」
梅 「 あ、来た来た。(笑)
よいしょ・・・っと・・・・・・行こっか。(微笑み)」
由 「 なーに、それ？・・・お花・・・？」
梅 「 そう、小児科から。(微笑み)」
由 「 誰に渡すの？」
梅 「 優子だよ。(笑)」
由 「 えっ、ゆうちゃんにっ？(驚)」
梅 「 ちゃんと良くなりますように・・・
って、お見舞いの印。(微笑み)」
由 「 ふふ､､､(微笑み)」
梅 「 さ、行こっか。(笑)」
由 「 うんっ。(笑)」
〜10分後・ICU〜
由 「 ここ、って、いつも忙しそうだよね｡｡｡
なんか､､､空気が違う・・・」
梅 「 命を守る最前線の現場だからね。」
由 「 普段は、ここで働いてるんだもんね､､､ゆうちゃん。」
梅 「 たまーにだけどね。」
凄いなぁ､､､ゆうちゃん。って呟いた由紀ちゃん。
救命病棟では朝も夜も関係ないし休みもないからね。
？ 「 あっ、梅ちゃんっ。ちょうどいいとこにっ。」
梅 「 ・・・???あ、はるちゃん。どうしたの？」
陽 「 由紀もいらっしゃい。(微笑み)
あ、そうそう。少し手伝ってほしくてさ。」
梅 「 いいけど・・・(汗)
あ、はい、これ・・・優子に、お花・・・」
陽 「 あー毎回ごめんねぇ､､､(汗)」
梅 「 ううん、ほんの気持ちだから。(微笑み)」
陽 「 由紀、お花を花瓶に生けられる？」
由 「 た、ぶん､､､(汗)」
陽 「 そこの御手洗使っていいから、よろしく。(微笑み)」
由 「 う、うん､､､(汗)」
花瓶と私が渡した花束を持って行った由紀ちゃん。
それを見送ってからはるちゃんが私に手招きしてきた。
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作者名：優菜 | 作成日時：2021年10月17日 20時
