朝の病室 ページ19
由紀side
朝の検温では熱はもう平熱に戻ってたし、
この後の診察で問題さえなければゆうちゃんに会える､､､！
──トントン､､､
？ 「 由紀ちゃーん。」
由 「 ぁ、来たっ､､､どうぞー。」
──ガラガラ､､､
佐 「 おはよう、由紀ちゃん。(笑)」
由 「 佐江ちゃん。今日、佐江ちゃんなんだ。」
佐 「 今日は梅ちゃんお休みでーす。残念？(笑)」
由 「 んー､､､誰でもいいや別に｡｡｡」
佐 「 別にってなんだよ。(笑)」
・・・ま、優子じゃないし誰だって一緒か｡｡｡｣
由 「 よくご存知で､､､」
佐 「 そのくらいはわかりますよ〜。(笑)」
朝から明るいし元気だし笑顔だし、
佐江ちゃんに仕事が億劫なんて感情はないんだろうな､､､
佐 「 お熱、もうないんだね。だるくない？」
由 「 全く。」
佐 「 良かった良かった。(笑)」
由 「 昨日、たっぷり寝たおかげかな〜。(笑)」
佐 「 お、熟睡ですか、いいですね〜。(笑)」
由 「 まぁね。(笑)」
佐 「 朝ごはんは半分しか食べてないけど食欲なかった？」
由 「 ・・・おいしくないんだもん｡｡｡」
佐 「 えーっ､､､(苦笑)」
由 「 また密輸してもらおうかな〜・・・」
佐 「 密輸???」
由 「 昨日は、あーちゃんに焼きそば持ってきてもらった。」
佐 「 ちゃんと夜ご飯食べてください､､､！」
由 「 もー､､､食べればなんだっていっしょーっ。」
佐 「 なんだって一緒なら尚更！出された物を食す！」
由 「 もー､､､」
佐 「 どっちのセリフだ､､､！(笑)」
一応、説教をしてるつもりなのかもしれないけど、
佐江ちゃんの怒り方は面白いくらいに怖くない。
由 「 はやくーっ、診察してーっ。」
佐 「 あ、はい・・・(汗)」
由 「 今日こそゆうちゃんに会いに行くんだからっ。」
佐 「 今日は梅ちゃんお休みだよ？」
由 「 1人で行っちゃダメなの???」
佐 「 1人はさすがになぁ､､､(苦笑)」
由 「 じゃあ誰か着いてきてよ。」
佐 「 みんな忙しくてねぇ､､､(汗)」
由 「 いっつもいそがしいね。」
佐 「 そうだね｡｡｡(苦笑)」
由 「 やっぱりお忍びで行くしかないかー・・・」
佐 「 どこぞの皇族じゃないんだから､､､(苦笑)」
それに忍び込むなら先生の前でそれを口にしてどうする。
って突っ込んできた佐江ちゃん。たしかに・・・(ﾄﾎﾎ)
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作者名：優菜 | 作成日時：2021年10月17日 20時
