仕事 ページ26
優子side
気づいたら寝ちゃってたっぽく、
目を開けたら仮眠室のベッドの上だった｡｡｡
優 「 ・・・・・・ん､､､」
陽 「 あ、優子。」
優 「 はるちゃん・・・これ、もう、取っていい？」
陽 「 酸素マスク？
その前に聴診して喉も診させて？」
優 「 うん・・・」
陽 「 深呼吸しててねー・・・・・・・」
優 「 ｽｩ・・・ﾊー・・・」
陽 「 ・・・・・・・うん。口開けて？」
優 「 あぁ・・・」
陽 「 ・・・ありがとう。
まだ少し呼吸が浅くて速いけど苦しくはない？」
優 「 少し、苦しいけど・・・
でも、もう支障はないと思う。」
陽 「 うーん・・・(汗)」
優 「 ・・・だめ､､､？」
陽 「 SpO2は98だし、脈は78だけど､､､」
優 「 じゃあいいよね???」
本音を言うと浅呼吸じゃないとしんどいし、
腕はまだまだ痒いけど・・・
優 「 ・・・みなみたちは???」
陽 「 え、みなみ？(驚)
今は病室で休んでると思うけど､､､」
優 「 みなみ、大丈夫かな・・・」
陽 「 みなみは優子に比べたら全然大丈夫ーっ。」
優 「 そうじゃなくて､､､(苦笑)」
陽 「 ねぇ優子。
まさか仕事したいとか思ってないよね？」
優 「 え？思ってるよ？」
陽 「 はぁー・・・(呆)」
優 「 仕事いっぱいあるし、早く戻らなきゃ､､､」
陽 「 無茶だよ､､､(呆)」
優 「 私はもうへーきだもん。」
陽 「 これからまだ再燃するかもよ？」
優 「 そぉかなぁ・・・もうなんて事ないし、
それにステロイドの点滴もしたでしょ？」
実際に今も点滴に繋がれてるし、
寝る前にはしっかり吸収までしてるし。
陽 「 数時間後の再燃確率は、
重度発症ほど高くなるんだよ？」
優 「 そのくらい知ってるよ｡｡｡(苦笑)」
陽 「 たかが数%じゃないんだよ？」
優 「 私だって医師だっての｡｡｡(苦笑)」
陽 「 優子はね、
自分の身体に対して自覚が無さすぎるの。」
優 「 でも、仕事したいんだもん､､､」
陽 「 自分勝手な妹だなぁ・・・(苦笑)」
優 「 うん・・・」
陽 「 うんって・・・(呆)
仕事してて異変が起きたら直ぐに呼んでね？」
優 「 呼んだら・・・仕事していいの？」
陽 「 呼んでくれれば手を貸すから。
だから、少しの異変でも直ぐに教えてね。(微笑み)」
優 「 うん｡｡｡」
無理にでも阻止されるかと思ったけど、
なんて優しいお姉ちゃんなんだろう｡｡｡
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にんじん、 - いつも楽しく読まさせてもらってます！これからの更新も楽しみにしてます！ (2021年7月16日 23時) (
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作者名：優菜 | 作成日時：2021年6月14日 21時
