診察室2 ページ24
梅ちゃんside
これは風邪確定だね｡｡｡
ネブライザーの吸入もさせたいけどなぁ・・・
梅 「 優子、お薬も出しちゃっていいんだよね？」
優 「 あ、うん。お任せします｡｡｡」
梅 「 はいはい・・・(苦笑)
処方しとくから帰る前に受け取って帰って？」
優 「 うん。ありがとう。」
莉 「 ﾋｯｸ、ｯｸ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎ！」
優 「 おぉ､､､よしよし､､､(撫)」
ゆ 「 咳酷いですね｡｡｡(汗)」
優 「 少し苦しそう・・・梅ちゃんn・・・」
梅 「 ゆか、ネブライザーの用意してくれる？
それじゃ優子、後は吸入担当よろしくね。(笑)」
ゆ 「 あ、はいっ。」
優 「 えっ、はっ？(驚)」
パソコンに向き合ったら、
横から優子らしからぬマヌケな声を出てきた。
梅 「 私がやるより100倍上手いからね。」
優 「 だ、だからって､､､(汗)」
梅 「 そういえば、腕、治ってきて良かったね。」
優 「 えっ､､､？あ、うん・・・(笑)
処置してくれた梅ちゃんのおかげだよ。」
梅 「 え、どうしたの珍しい。」
優 「 なにが？」
梅 「 優子におかげとか言われるの、
珍しいからちょっと驚いただけ。」
優 「 はぁー？」
ゆ 「 用意出来ました〜。」
梅 「 あっ、ありがとう。(笑)」
莉 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､ｹﾎｹﾎ・・・ﾋｯｸ､､､」
優 「 莉乃ちゃん〜、ちょーっとごめんね〜｡｡｡
ゆか、そこのベッド借りるね。」
ゆ 「 あ、はいっ。もちろんです。」
莉 「 ﾋｯｸ、ｯｸ・・・やぁぁぁあ､､､！」
優 「 嫌だね〜、ごめんね〜・・・
莉乃ちゃん〜、ゆーっくりだよ〜・・・(撫)」
ベッドに座ってマウスピースを口に当てて、
優しく呼吸を誘導してる優子｡｡｡
優 「 莉乃ちゃん〜・・・スー・・・ハー､､､(撫)」
莉 「 ﾋｯｸ､､､ｽｩ・・・ﾊｰ・・・」
優 「 上手だよ〜。その調子。(撫)」
梅 「 優子、ちょっと質問してもいい？」
優 「 ・・・???質問？」
梅 「 どうやって吸入させてるの？」
優 「 どうって､､､このマウスピースで・・・」
梅 「 そんなこと聞いてないって､､､(苦笑)」
優 「 じゃあどうって､､､(汗)」
梅 「 意識してることとかだよ。」
優 「 出来るだけやさーしくやさーしく・・・？」
この様子じゃ特に意識してる事は無さそう｡(苦笑)
上手いのは経験でも知識でもなくて才能なのかな｡｡｡
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作者名：優菜 | 作成日時：2021年1月18日 12時
