病院 ページ44
お母さんside
みなみも心配だけどそれは麻里子に任せて、
まずは優子の様子を見に行こうかしら・・・
〜ナースステーション〜
梅 「 優子の病室に行くんですけど、行きます?」
母 「 行こうかしら。あの子、大丈夫?」
梅 「 大丈夫ですよ。バイタルも安定してます。」
母 「 ならいいんだけど、、、」
梅 「 このまま問題なければ、
明日から自宅観察でどうですか?」
母 「 ウチは全然大丈夫よ。」
梅 「 じゃあ、その方向で、、、」
母 「 うん。よろしくね。(微笑み)」
〜病室〜
──ガラガラ、、、
母・梅 「 失礼しますー・・・」
優 「 ・・・・・・・・」
母 「 寝ちゃってるかしら、、、」
梅 「 寝ちゃってますね・・・(微笑み)
私、優子の腕の包帯交換しちゃいます。」
母 「 お願いね。
優子〜、少し胸の音聞くわよ〜・・・・・・」
布団と病衣を捲ってチェストピースを当てた。
起こさないようにゆっくり優しく聴診をしてく・・・
母 「 ・・・・・・・・・・問題ないわね。」
梅 「 大丈夫ですか?」
母 「 うん、大丈夫。落ち着いてるわ。(微笑み)」
梅 「 良かったです。(微笑み)
腕の経過の良好なのでこっちも心配ないです。」
母 「 良かったわ。(微笑み)」
梅 「 消毒して保護し直しちゃいますね。」
母 「 お願いね。」
優 「 ・・・・・・・んぅ、、、」
母 「 あら、優子っ?」
梅 「 優子?起きた?」
優 「 ・・・・・んっ、、、ぅん、、、?」
母 「 優子おはよう。(笑)」
梅 「 おはよう。(笑)」
優 「 ・・・ぁ、おかぁさん、、、梅ちゃん、、、」
目を覚ました優子と目が合った。
振動とか声とかで起こしちゃったかしら、、、
母 「 せっかく寝てたのにごめんね。。。」
優 「 んーん、、、」
梅 「 大丈夫?苦しい?」
優 「 だいじょぶ、、、」
母 「 しんどかったでしょ。もう大丈夫よ。(撫)」
優 「 ん・・・(コクン)」
梅 「 ・・・よし、こっちもおっけー。(微笑み)」
優 「 うで、、、大丈夫?」
梅 「 大丈夫だよー。
ちゃんと良くなってきてるから安心して?(微笑み)」
優 「 ん、、、ありがと・・・(微笑み)」
梅 「 あとはゆっくり休んでね。(微笑み)」
母 「 そうよ〜。(笑)」
優 「 ん、、、(微笑み)」
輸液を交換して酸素量を調節してから、
おやすみをして優子の病室を後にした。
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作者名:優菜 | 作成日時:2020年12月17日 12時