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病院 ページ30

麻里子side



ぐったりしちゃってる優子を連れて病院に来た。
陽菜はどこにいるかなぁ・・・



〜ナースステーション〜



香 「 あっ、まりちゃんいらっしゃい〜。」



麻 「 香奈ちゃんお疲れ様。(笑)
・・・陽菜ってどこにいるかわかる?」



香 「 陽菜ならもうすぐ来ると思うよ。(笑)
・・・優子ぐったりしちゃってるね。。。」



麻 「 じゃあ少し待ってようかな。」



香 「 どーぞ入って入って。(笑)
・・・優子ー?わかるー?」



優 「 ・・・んぅ、、、?」



香 「 優子さ、脱水になりかけてる?」



麻 「 何も飲んだりしてないからね、、、(苦笑)」



香 「 反応が微妙だもんね・・・(苦笑)
1つ開けてない診察室あるからそこ行こっか。」



麻 「 いいの?」



香 「 ずっと抱っこしてるの大変でしょ?
診察室のベッドに横にさせちゃおう。」



そう言って診察室に歩きだした香奈ちゃん。
内心、凄い助かる・・・(笑)



〜診察室〜



麻 「 優子、降ろすね・・・」



優 「 ・・・ぅん、、、」



香 「 検温だけ先にやっちゃうね。」



麻 「 よろしく。」



香 「 体温計挟むねー・・・
胃腸炎だっけ?どのくらい重いの?」



麻 「 昨日からずっと嘔吐繰り返してて、
夜に点滴したんだけど全然効果なし・・・(苦笑)」



香 「 ほんとに感染症に弱いよね、、、(苦笑)」



麻 「 そうなんだよね・・・(苦笑)」



優 「 ・・・んぅ、、、ぁたま、ぃたぃ、、、」



香 「 タオル濡らしてくるね・・・(撫)」



麻 「 ごめんね、よろしく。」



香 「 全然大丈夫だよー。(笑)」



──ピピピピッ、



香奈ちゃんがタオルを取りに行ったと同時に、
優子に挟んでた体温計が鳴った。



麻 「 38.5℃。まだ高いけど少し下がったね。」



優 「 ・・・・・・ん、、、」



香 「 持ってきたよ、頭に乗せるね。
あと、首も冷やしてみようね。(微笑み)」



優 「 ・・・ん、かなぁ、、、」



香 「 香奈だよー、大丈夫だからね。(撫)」



麻 「 香奈ちゃん、38.5℃だった。」



香 「 そっかぁ、高いね、、、(苦笑)」



麻 「 家にいる時よりは下がったし、
症状も落ち着いてる方なんだけどね、、、」



香 「 そうなの?」



麻 「 昨夜から呼吸状態も悪かったんだよね。。。」



香 「 そっか、それは辛かったね、、、(撫)」



今は比較的呼吸状態も良いし、
吐き気も少しは落ち着いてるみたいだけど、、、

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作者名:優菜 | 作成日時:2020年9月23日 12時

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