部屋2 ページ47
急に鼻をクンクンさせ始めたシュウちゃん…
…ん?異臭でもするかな???
杏 「 シュ、シュウちゃん…???」
周 「 ん?あっ。(笑)
この甘い香りって杏優来の家から?」
杏 「 えっ…!そんな香る…!?(汗)」
周 「 うん!すっごいイイ匂いするっ♪」
杏 「 イイ匂いなら良かった…(笑)
さっきまで、ミニエッグタルト作ってたの。」
周 「 えっ、それって杏優来が作ったの???」
杏 「 うん♪
金曜日はお菓子を作るって決めてるのっ。」
金曜日の夜は自分で作ったお菓子を食べる。
それは私が小学生からやってる習慣。
周 「 ホントに作ってるんだね。(笑)」
杏 「 あっ、もし良かったら食べる???
……で、でも、手作りお菓子は怖いか…」
周 「 食べたいっ♪(笑)
俺、甘いの大好きなんだっ。」
えっ…えぇっ!?(汗)
食べたいの???怖くないの???重くない???
杏 「 じゃ、じゃあ………はい、どーぞ、、、」
周 「 うわぁエッグタルト〜♪
いただきまぁす。(笑)」
お皿に乗ってるエッグタルトを掴んで、
大きく口を開けて食べるシュウちゃん…
杏 「 ………ど、どうかな???」
周 「 んふっ。(笑)
…杏優来ってホントに凄いねっ♪」
杏 「 へっ???」
周 「 すんごい美味しいよっ!(笑)」
杏 「 ほ、ほんとに???」
周 「 ホントだよっ♪(笑)」
さらに目を細めてニタァっと笑うシュウちゃん
……二口であっという間に食べちゃった…
杏 「 あ、ウエットティッシュっ。
………はいっ。」
部屋の中に置いてあるウエットティッシュを1つつまんでシュウちゃんに渡す。
…エッグタルトを持つと結構べとつくし……
周 「 ありがとうっ、助かる。(笑)」
杏 「 私もよく部屋で食べるから、
ウエットティッシュは常に置いてるの。」
周 「 さっき、金曜日って言ってたよね???」
杏 「 う、うん…」
周 「 俺、来週の夜も楽しみに待ってて良い?」
えっ???
…そ、それって…また食べたいって事???
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作者名:優菜 | 作成日時:2018年4月22日 20時