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第7話 ページ10

そろそろ眠気も覚めてきた頃、いづみんが話しかけてきた。



いづみ「Aちゃん!この寮についてなんだけど、説明しても良いかな?」



『んー......?あ、もちろんーおねがいしゃーっす!』



いづみ「えっと、食事は私と臣くんの二人で交代で作ることが多いかな、その他の家事はそれぞれ自分でやるか当番制でやるかー、みたいな適当な感じでやってて......どーたらこーたら......」





『...ってことは、家事やるひといないの?』



「うん、まあそーなるね」



『じゃあ、家事全般、私がやろうか?ご飯以外なら出来るよ!』



「え!ほんと!?」


『うん!任せて』


「それじゃあお願いしようかな!」


『私的には料理も作って良いんだけど、いっくんが...』


「Aの飯は食わないから。


 ......これで前何回死にそうになったことか......」



「「「あぁ、なるほど。←」」」


何人か察したような顔してるし!?
そんなひどいのかなあ......(´・ω・`)

まぁいいや。
ただで居させてもらってるし、出来ることだけでもやらなきゃね!!
他にも私でも出来る仕事とかあるかな...!


心の中で“頑張ろうっ!”とガッツポーズを決めていたとき、いづみんが急に叫んだ。←←




いづみ「あっ!!!!」


真澄「カントク、なにかあった?」


幸「急に何?」


みんなビックリしたのかざわざわし始めたw


いづみ「どうしよう、Aちゃん、寮に入るのに親御さんに電話してなかった!」


『......え、で、んわ....?』


そう言葉を発するも、小さかったのでみんなには聞こえてなかったみたいだ。
「どうしよう」だとか、「今からすれば問題ない」とか、どんどんと話進んで行く。


......電話なんてしたら私の居場所がばれちゃうじゃん。
ばれたら戻されちゃうかも、嫌だ戻りたくない......!!



『あッ!!で、電話はしなくて大丈夫!出てくるときにちゃんと言ったし!』


いづみ「え、ほんと?」


『もっちろん!いっくんにもお父さんが“よろしく”って言ってたよね!ね!!』



お願い、話を合わせて......

チラッといっくんの顔をみると「あー、なるほど」みたいな顔をしていた。


至「あー言ってたねー、忘れてたわ」


いづみ「忘れてたって何してるんですか!」


左京「はぁ......お前らしいっちゃお前らしいがな...」

作者から ※飛ばしても大丈夫です→←第6話



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霞草(プロフ) - にゃんまるさん» はじめまして!コメントありがとうございます!あ、ほんとですか!?すいません、誤字ですwwご指摘ありがとうございます! (2018年1月4日 14時) (レス) id: 9d5707087f (このIDを非表示/違反報告)
にゃんまる(プロフ) - こんにちは。こちらの作品読ませてもらってます!とても面白いです!。 大変言いにくいのですが、ポリ袋じゃなくてポチ袋じゃないでしょうか?そういう仕様でしたらすみません。 (2018年1月4日 13時) (レス) id: f67bcd144c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霞草 | 作成日時:2017年9月26日 16時

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