第10話 ページ14
ガラッ
ドアを開けた瞬間、一斉に集まる視線。
まぁですよね
あー、無理。まじこーゆーの無理。
帰りたい......いっくんヘルプ...
内心そんなことを考えながら、何事もなかったように席につく。
窓側の一番後ろの席しかあいてなかったから、たぶんそこであってるはず。
先生「......え、お、逢坂!?」
『はーい、逢坂でーす。おきになさらずー』
なんて答えれば先生はキョドりながらも授業を再開した。
まぁ、学校に来たけど授業受ける気ないけどねー
受けなくてもテストでいい点とれるし。
らくしょーだし←
なので、寝ます。←←
・
・
「......て...ださ......お...て」
なんか聞こえる......なんだ...?
『んん......??』
まだ開ききっていない目を擦り、さっきの声の人を探すために見回す。
「やっと起きたんですね。もうお昼ですよ、逢坂さん」
『...んぇ?キミ誰......?』
一織「前の席の和泉一織です」
『いおりん...よろ。んで、どーしたの...?』
あーだめだ。まだねむい......
なんで起こしたのさぁ....
一織「もうお昼休みで、ご飯食べる時間がなくなると思って起こしました。って、いおりん...!?」
『そかー......』
......ん?お昼?
『え、お昼!?弁当!!』
今日は臣さんが作ってくれたんだ!めちゃくちゃ楽しみだったんだよねぇ!
『いおりん起こしてくれてありがとね!
いっただーきまぁーす!!』
一織「......可愛い人だなぁ((ぼそ」
んー!!!めっちゃ美味しい!!
やばーー!!
『あ、そーだ。起こしてくれたお礼に、今度なんか奢るよ!』
一織「大丈夫です。それに私は起こしただけですので、そこまでしてもらうとなると逆に悪いです」
『えぇー......』
いおりんってちょっとお堅い奴なのかなー......?
何て考えてたら、視界に影がかかった。
『...ん??だへ?(誰?)』
「......お....ん」
『へ?』
「王様プリン......」
『あ、これ?ほしいの?あげよっか?』
「まじ!?いいの!?」
『うん、どーぞ!』
水色髪の彼は、お昼のデザートに、と入れてくれたプリンを見ていた。
「じゃああげる」というと彼はキラキラした笑顔で「ありがとう」とお礼を言った。
なんだこいつ。天使か?←
「四葉さん、あなたって人は......」
四葉さん?ってこの人のことだよね?
知り合いなのかな...
ってか、いおりん頭抱え始めてるしww
この人と何があったんww←
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霞草(プロフ) - にゃんまるさん» はじめまして!コメントありがとうございます!あ、ほんとですか!?すいません、誤字ですwwご指摘ありがとうございます! (2018年1月4日 14時) (レス) id: 9d5707087f (このIDを非表示/違反報告)
にゃんまる(プロフ) - こんにちは。こちらの作品読ませてもらってます!とても面白いです!。 大変言いにくいのですが、ポリ袋じゃなくてポチ袋じゃないでしょうか?そういう仕様でしたらすみません。 (2018年1月4日 13時) (レス) id: f67bcd144c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霞草 | 作成日時:2017年9月26日 16時