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「はあっ!はあっ!」
もう無理、走られへん。
今、絶賛バテてます。
んで、館前の木がいっぱいの処で、木に持たれて休憩中。
死ぬて、マジ死ぬて。
前世でも走るの苦手やったんよなあ。
体力的な問題は自分で頑張らなあかんか。
そんな事を考えながら休憩していると黒くて硬い物質を頭に突き付けられる。
「両手を上げて此方を見なさい。」
命令されるがままに手を上げ、声の方を見る。
どうやら俺に突き付けられて居るのは銃の様だ。
「どうしたのでしょうか。」
「増援部隊かと思いきや唯息切れて居る子供か。ポートマフィアも人手不足なのだな。」
「そうでしょうね。こんな子供の俺までこうやって駆り出されているんですから。首領も容赦無いですよ、全く。そう思いませんか?GSSの皆様方。」
そう云って少し笑みを浮かべる。
少し警戒度が上がったようだ。
「ゲルハルト・セキュリティ・サービス。元は海外資本の民間警備会社だったが、本国から援助を打ち切られ今は立派な非合法組織。そうでしょう?」
「その通り。子供とて容赦はしませんよ。」
誰かの無線から応援要請が来たようだ。
「君はポートマフィアと云いましたね。」
そう云いながら俺を見る。
「人質になって貰います。抵抗するのであれば、どうなるかは判っていますよね?」
人質かぁー、結構面倒。
あ、でも人質って事はいちいち走らんでええやん。
「判りました。人質になります。」
そう云うと、慣れた手つきで俺の手を縛る。
「嗚呼、一つ忠告を。」
再び顔に笑みを、厭、今度は黒い笑みを顔に浮かべる。
「その場には子供が二人居ます。ですが決して侮らない様、お気を付け下さい。」
「あの二人は、あの双人(ふたり)はとても強いですよ。貴方がたなんて散り同然です。」
何せ、後にあの負け知らずで裏社会に名を轟かせた、双黒になる二人なんですからね。



最近文字数終わってるぅ!

後公開する順番間違えたあああああっ!!!!!!

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ゆき(プロフ) - 作者ですっ!微妙に題名?この作品の名前変えます! (2021年9月11日 23時) (レス) id: c2037b5d01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき | 作成日時:2021年8月16日 12時

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