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『……眠たい』
森さんの処へ向かい乍らそう呟く
カフェイン錠取って来れば良かった
『珈琲飲むか』
自販機で珈琲を買おうとするが、珈琲は全て売り切れ
『どうなってんだよこの自販機っ！』
八つ当たりで壁を殴る
『いって……』
見ると、拳から血が出ていた
……
それを見た僕は、裏路地へと行く
『っ……！』
僕は壁に何度も何度も拳をぶつける
しんどい、五月蝿い、ウザイ、苦しい……
『死にてぇ……』
ずるずると重力に任せてずり落ちる
「全く、何をしているのだい？」
『……何も……』
声の方を見ると、そこには森さんが居た
『……と云うか、何故此処に？』
立ち上がる気も失せ、そのままの体勢で聞く
森「診療所への近道でね。ああもう、手から血が出てる」
『……そうですか。血は別にいいです。今日は何時もの薬を貰いに来ました』
治療は良い、と云う風に手を振る
森「そうも行かないよ。取り敢えず、来なさい」
『……移動する気も出ません』
森「……私におぶられるのとどっちが良いかい？」
森さんにおぶられるとか……
『……判りました、自分で歩きますよ』
エリス「良い子ね！」
『……ありがとう、エリスちゃん』
思わずエリスちゃんの頭に手を伸ばしかけ、ハッとして手を引っ込める
手、血がついてるんだった
エリスちゃんの綺麗な髪が汚れちゃう
エリス「どうしたの？」
『ううん……なんでもないよ』
疲れた表情筋を頑張って使う
エリス「A……」
『森さん、まだ？』
森「あと少しだよ」
心配そうに僕の名前を呼ぶエリスちゃんには気付かなかった
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マリア - 初コメ失礼します！初めて見たときに人生でいちばん共感できて神作者を見つけたと思って興奮状態でやばかったです！とにかくお気に入りです！これからも投稿頑張ってください！応援してます！ (8月14日 14時) (
レス) @page34 id: 89cecf6ca5 (このIDを非表示/違反報告)
村人C - 主人公さん、作者様、頑張ってください！！応援してます！！ (2022年6月13日 21時) (レス) @page48 id: b372edcaf9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ゼロラクさん» なって欲しいですね！ (2022年6月4日 23時) (レス) id: 4e362c00f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロラク - 主人公に幸せになってほしい (2022年5月28日 21時) (レス) id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - りんご飴さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年5月28日 10時) (レス) @page21 id: 4e362c00f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2022年1月18日 22時
