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「こ、ここ、こんな処で終わってたまるか……！」
男が懐から銃を出し、僕達に……正確には僕に標準を向けた
迷いもせず僕に標準を合わせたって事は、中也さんがその程度の実弾は効かないって知ってるのか
「う、動くな！動いたら撃つぞ！2人共だ！」
そういう男を見て、僕は笑い乍ら歩き出した
「く、く、来るな！止まれ！う、撃つぞ！」
『ふふ、貴方に僕が撃てるんですか？本当に？』
『本当に撃てるんだったら、撃ってよ。僕を。まあ僕を撃ったら、次の弾を撃つ前に中也さんに殺られるけど』
「あ、あ、」
『ほら、早く。早くしないと、届く範囲に行っちゃうよ？』
「うわあああああ」
そう叫ぶと、男は引き金を引いた
『っ、！』
ブレブレな銃の弾は僕の額や心臓には当たらず、二の腕に当たった
弾は……抜けたか
『中也さん。その、無駄に高い女子力で持ってきたハンカチで吸わないようにして下さいな』
中也「お、おう……」
目の端で中也さんが口と鼻を覆ったのを確認する
『異能力【仮面の告白】』
傷口から滴り落ちた血が、一瞬紫色に光ったように見えた
「……？甘い、香り……？」
『知ってますか？』
そう云って僕は笑う
『感覚……五感の全てが失われると、人って壊れるんですよ』
「ひ、ひぃ」
『僕はまだした事ないけど……ふふ、試してみましょうか』
『ちょうど目の前に、僕の異能力に掛かった哀れな者が居る事ですし』
「な、何を云って、」
『【五感遮断】』
「……？…………！？！？？」
男はぱくぱくと口を動かした
自分に何が起こったか理解出来ないようだ
「あ、あ、あ……嫌だ、いや、いやだああああああ助け、たす、誰かああああああ」
あらかた叫んだ後、男はプツンと糸が切れた様に意識を失った
男が意識を失ったところを見て、僕は異能を切った
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黒蜜おもち - 続き、楽しみにしています。頑張ってください！ (1月13日 18時) (
レス) id: 536ced7b0d (このIDを非表示/違反報告)
コロッk - 最後の人誰⁉もう気になりすぎます‼続き楽しみにしてます✨ (10月9日 23時) (レス) id: da276811c6 (このIDを非表示/違反報告)
ガザニア(プロフ) - 玲愛さんナツメグティー嫌な予感しかないです…うちのクラスにもこう言う子がいてなんか私ターゲットなってるのでこの話見てるとスッキリします（？） (10月8日 16時) (レス) @page33 id: 3f25d5875e (このIDを非表示/違反報告)
レベ - まさか、玲愛さん、致死量のナツメグ入れてたりしないよね………？ (10月7日 13時) (レス) @page32 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - ナツメグティー､､､嫌な予感しかしない､､､ (10月7日 4時) (レス) @page32 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2022年6月24日 0時
