愛情を貰え過ぎた少女と愛情を貰えなかった少女【文スト】

リクエスト＊猫カフェ ページ48

社長「A」




仕事をしていると、社長が私に声を掛けてきた




え、私何か悪い事しましたっけ




『はい、なんでしょうか？』




社長「行くか？」




懐から何かの券を出し、それを私に見せる




『……猫、カフェ……？何故私に？』




社長「以前、猫を愛でている所を見た」




『……あー、あの時の。……見られてました、か……』




この前、子猫が1人でミュウミュウ鳴いていたので餌を上げていたんですよね




母猫には出会えた様で翌日には居なくなっていましたけど




社長「行かないのなら、乱歩にでもやるとするか」




『あっ、行きますっ』




おっと、危うく大声で云う所でしたね




危ない危ない




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そしてやって来ました猫カフェ




色々な所に猫が……！




可愛い……




近くに寄って来たマンチカンの白猫を抱き抱える




『可愛い……』




猫飼いたいな




そんな事を考え乍社長を見る




『しゃ、社長……』




社長は煮干しを持ち乍しょぼんとしていた




それは何故か




社長の近くにだけ、猫が来ないから




何故なんでしょうね




社長は大の猫好きの筈ですが




というか今どきの猫ちゃん達は煮干しで寄って来ないと思いますが




『社長、ち○ーるなら来ると思いますよ』




仕方無く社長の元へ行き、ちゅー○を渡す




『ちゅ○るをこうやって手に乗せるんです。そしたら自然と寄ってきますよ』




黒猫が私の手にある○ゅーるを舐める




うん、可愛い




社長の元へは、三毛猫が来ていた




社長の手にあるち○ーるを舐め終わった三毛猫は




そのまま社長の膝へと寝転んだ




『おお』




社長を見ると少し嬉しそうな顔をしていた




『誘って頂きありがとうございます』




ふとそう云う




社長「嗚呼」




三毛猫……ミィちゃんを愛でたいな

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