愛情を貰え過ぎた少女と愛情を貰えなかった少女【文スト】

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暫くすると、国木田さんが私の机の横に立っていた




国木田「貴様、愛心に何をした」




？？？？？？




『……はい？質問の意図が良く解りませんが、。それとお忘れのようですが、私も一応愛心ですので』




国木田「ええい五月蝿い！屁理屈は良い！」




やれ理不尽だ




敦「貴方が先程麗奈さんと一緒に帰って来た事実、みんな知ってますよ。麗奈さんに何をしたんですか」




「違っ！」




鏡花「あんな人なんか庇わなくて良い」




そう云って鏡花ちゃんは鋭い目で私を見る




『そんなに睨まないでよ、鏡花ちゃん』




鏡花ちゃんに目を向けそう云う




鏡花「貴方が悪い人だから」




はぁ、と1つ溜め息をつくと、国木田さんに目を向ける




『私は断じて麗奈に何もしてません』




国木田「嘘をつくな！その様な嘘が俺に通用すると思っておるのか！」




一々声を荒げないでください、頭に響きます




『では国木田さん。貴方は麗奈に事情を聞きましたか？何か云いたげですよ』




麗奈に目を向ける




私の声につられるようにみんなの視線が麗奈に向かう




「え、えっと……Aは何も悪く無いんです！ただ……昔の、両親の事を思い出して泣いてしまって……」




俯き、目に涙を溜め乍云う麗奈にみんなはわたわたと励まし、慰める




濡れ衣を着せられ掛けた私には何の謝りも無く




むしろ私に云った事を忘れたかのように




『私には何も謝罪は無いのですか？』




国木田さんにそう云う




国木田「ああ、済まなかったな」




私には目も向けず麗奈の方を向いてそう国木田さんは言う




国木田さんは礼儀と云う物を知らないのかな？




まあ一応謝ってくれたしどうでもいいや

休題※読まなくても支障は無いです→←＋2

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