33話 ページ35
「それで私に依頼したいことはなんなんだい?」
私は彼女に選ばれ、応接間で依頼を聞くことにした
「はい、実は貴方に……いえ貴方だけにしかお願いできない依頼なんです。ですが…これをどう話したらいいか迷ってるんですよね……」
「迷ってるとは?」
「えぇ、貴方にどう伝えたらいいか分からないんですよ」
と彼女は訳のわからないことを云う
「複雑かつ遠回しに言ってもそれが伝わらない可能性がありますし逆に単純明快に言ってしまえば貴方に誤解が生まれるかもしれません。
でも、こう云う話は単純明快に分かりやすく云ってしまえば簡単なので簡単に云いますね!」
と、分からないと自分で云ったのにも関わらず自己解決をし云うことを決心した彼女
「で?一体どんな依頼なんだい?」
私が尋ねると彼女はにこりとそれはとても不気味な笑顔でこう云った
「貴方に西尾Aを殺して頂きたいんです」
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aoihosi1016(プロフ) - 中也endも読みたいです!楽しみにしています!! (2020年4月6日 2時) (レス) id: e749c9c1e6 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 頑張って下さい!更新待ってます! (2020年3月18日 8時) (レス) id: 8ab0d0e315 (このIDを非表示/違反報告)
綾津 - 文ストも物語シリーズも好きなので、この作品が大好きです!更新楽しみにしてます! (2019年8月25日 17時) (レス) id: 3cda621b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪燐 | 作成日時:2019年7月30日 13時