10話 ページ12
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目が覚めるとそこは何処かの部屋だった
真っ白な天井が目に写る
背中には柔らかい感触
私はなんでベットで寝てるんだ……?
ゆっくりと起き上がりながら、倒れる前の記憶を辿る
私の異能の一つ「猫」を回収するために異能力“化物語”を発動させた
それから猿の力を発動させて猫を捕まえた後の記憶がない
多分、そのから私は暴走したのだろう
猿の身体と化した左腕と右脚を見ると綺麗に包帯が巻かれていた
この包帯の巻き方に私は見覚えがあった
暴走した私を止められるのはあの場に一人しかいない
なら、私を連れてきたのは────
そう結論にたどり着いたその時、部屋にある唯一の扉が開いた
そこから現れたのは長身の男性
「やあ、お目覚めかい?A」
私の古い友人───太宰治だった
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aoihosi1016(プロフ) - 中也endも読みたいです!楽しみにしています!! (2020年4月6日 2時) (レス) id: e749c9c1e6 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 頑張って下さい!更新待ってます! (2020年3月18日 8時) (レス) id: 8ab0d0e315 (このIDを非表示/違反報告)
綾津 - 文ストも物語シリーズも好きなので、この作品が大好きです!更新楽しみにしてます! (2019年8月25日 17時) (レス) id: 3cda621b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪燐 | 作成日時:2019年7月30日 13時