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冥冥もかつて耀哉に頼まれAのことを見ていた時もあり、呪霊をはらえるようになると任務に着くこともあった。
実際に会うのは1年ぶりで、Aも嬉しそうに笑った。
その後、Aの後ろにいた吉野の事を夏油が紹介していると楽巌寺と歌姫、夜蛾、五条が入ってきた。
『楽巌寺学長、歌姫先生、お久しぶりです。』
「うむ、久しぶりじゃのぅ。」
「久しぶり。A。見ないうちにほんとに美人になったわね。」
『ありがとうございます。』
歌姫にそう言われると照れたように笑った。
楽巌寺にとっては遠く離れた孫のような存在らしく、歌姫に褒められ照れたように笑ったAを見て僅かに口の端が上がっていた。
「女性の八割はお世辞言うって言うよねー。」
「五条!!あんたは!!」
『私はたとえお世辞だとしても歌姫先生みたいな美人な人にそう言われたら嬉しいですよ。』
「……A、ほんとに真剣に京都校への転校考えない?」
「歌姫先輩?」
『恵と離れるのは嫌なので……その話はお断りします。』
そういうと、歌姫はその回答をわかっていたようで「そう」と短く答え、頭を撫でていた。
「すっごいラブラブですね……(コソッ)」
「これで二人いたらもっと幸せオーラがすごいよ。(コソッ)」
「いいことじゃないか」
それぞれが席に座り、Aの前に吉野が座ると、Aは会った時から聞きたかったことを聞いた。
『吉野君、そう言えばお母さん、もう大丈夫?』
「!!、うん!!あの時は、ほんとにありがとうございました!!」
『吉野君のお母さんを助けたのは、お母様だし、私は特に何も……』
「ううん、あの時助けてくれなかったら、死んでたって、七海さん達が……
だからずっとお礼言いたかったんだ。」
『そっか……。わかった。お母様にも伝えておくね。
今、吉野君のお母さんは?』
「高専から少し離れた住宅街で暮らしてる。」
しばらく吉野と話していたが、夏油達に耀哉が来たから一緒に来て欲しい、と言われ、その席から離れた。
「良かったね〜、順平。恵がいなくて。」
「へ?」
「恵ってさー、意外と独占欲あるんだよね。もし居たら、間違いなくなんかあったよ。」
「なんかってなんですか!?」
「その時の気分次第かなぁ〜。」
「(つ、次から気をつけないと……!!)」
「クッッシュ」
「うお、伏黒どったの?風邪?」
「いや、絶対違う。」
「汚ったないわね!!」
「ちゃんと他の方向いてやっただろ…!」
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Tyina(プロフ) - mythosさん» この世界の直哉くんは綺麗な直哉くんです笑。夢主ちゃんは160〜165cmぐらい、と設定しております。(ぐらい、なのは原作の方で虎杖君達が成長中で正式な身長が出てないのでそれに合わせております) (2022年7月4日 13時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
mythos(プロフ) - Tyinaさん» お久しぶりです。質問の答え教えて頂いてありがとうございます。あの直哉が・・・、ではあの台詞はもう言わない感じなんですね・・・。最後の質問です。夢主ちゃんの身長教えてください!ずっときになってまして・・・。 (2022年7月3日 21時) (レス) id: 908403f7fb (このIDを非表示/違反報告)
Tyina(プロフ) - 縁儺さん» ありがとうございます!!そう言って貰えて嬉しいです( ;꒳; ) (2022年5月10日 11時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
縁儺 - はぁー…癒し…(尊死) (2022年5月9日 22時) (レス) @page39 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
Tyina(プロフ) - はにみずさん» 返信が遅くなりました。はにみずさん、ありがとうございます( ;꒳; ) (2022年5月9日 12時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tyina | 作成日時:2021年5月26日 14時