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「それじゃあ、始めるよ。」
『よろしくお願いします、夏油先生。』
学校の裏、もとい山の中でAと夏油は対立してたっていた。
「呪霊操術 特級仮想怨霊「化身玉藻前」」
『召喚呪術 「夜叉ー白雪」』
ガキンッ!!!!
夜叉と玉藻前がぶつかると同時に夏油とAもお互いの武器を持ってぶつかり合っていた。
Aは小刀、夏油は游雲を使いお互いの距離を図るために後ろに大きく飛び退いた。
『("夜叉、玉藻前をそのまま押さえ続けなさい。")』
「(そろそろ命令を使うかな…だったら)」
夏油は呪霊を何体か出し、Aに攻撃させた。
『白虎!!』
グルル…と唸り声がすると、Aの後ろから白い虎が飛び出してきて呪霊に噛み付いた。
『(スッ)』
「だいぶ腕を上げたね。でも、」
白虎が暴れる間をくぐるように夏油に攻撃を仕掛けたがあえなくかわされ、夏油はいつの間にか呼び出した空を飛ぶエイの様な呪霊の上にいた。
「(接近戦は少しのミスで死ぬこともある。たとえ呪霊を倒せたとしても特級呪霊だったり呪詛師にまで辿り着くのにも危険が伴う。
特に、Aが使用する呪具は小刀。常に気を張り続けてられてるかも見ておこう。)」
そう思いつつも、夏油は攻撃の手を一切緩めなかった。
Aは流れるように呪霊を倒すと、容赦なく玉藻前を夜叉に命じて磔状態にした。
玉藻前が動けなくなっているところに、懐から取り出した呪符を投げつけ一時的に能力を封印し、『黒刃!!』と叫んだ。
Aの後ろから黒い布のような刃が飛び出し夏油の足元を攻撃した。
「甘いよ。"うずまき"」
『!!!!』
ドォォォン!!!!!!!!
「うわ……」
「ちょっと、なになになに!?」
「夏油の奴、ほんと容赦ねぇな…」
「しゃけ。」
「今日はどっちが勝つんだろうな。」
「え!?何何!?なんか今揺れなかった!?」
「あー、気にしないでいいよ。悠仁。そのうちわかるから。」
その場から土埃が晴れると、かなりの範囲で木が折れたりしていたが、そこにAの姿はなかった。
確認のために、夏油が地面に降り立つと、後ろから小刀が飛んできた。
わかっていたかのように交わし、後ろをふりかえってAの首元に攻撃を当てようとした。
『…………』
「?(反応が薄い……?まさか)」
『白虎楼』
その声を聞いた瞬間、夏油は急いで振り返るが、その前にAが放った白虎楼が夏油の動きを邪魔した。
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星空(プロフ) - Tyinaさん» やっぱりですか!そうですよね、鏡花ちゃんと夜叉白雪良いですよね(紅葉姐さんの金色夜叉も素敵です) (2021年5月30日 23時) (レス) id: ad3ae7d03c (このIDを非表示/違反報告)
Tyina(プロフ) - 星空さん» あ、わかっちゃいました笑、私、鏡花ちゃんの夜叉白雪がめちゃくちゃ好きで、人型の術式=夜叉白雪、みたいなところがありまして笑 (2021年5月30日 23時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - 夢主の術式の夜叉白雪、、、文ストを思い出しました笑(そういうつもりは無かったら申し訳ないです…) (2021年5月27日 18時) (レス) id: ad3ae7d03c (このIDを非表示/違反報告)
Tyina(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます!!こちらのミスで非表示になってました! (2021年4月29日 11時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
Tyina(プロフ) - さきんちょさん» 喜んでいただけて幸いです!もう少しあとの予定にはなりますが過去編を作る時、耀哉様を今よりも出す予定なので、待っててください! (2021年4月29日 11時) (レス) id: 7eae784acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tyina | 作成日時:2021年3月27日 20時