[ツキプロ]サブマネという名の雑用係4

小さな天使編3話 ページ18

長月side

涙｢というわけで、この子はプロセラのサブマネ｣

黒月｢いや、全く理解できないぞ？？｣

プロセラ全員で黒月さんに事情を説明して、撮影に同行してもらおうという話になったんだけど…黒月さんは目の前の小さな女の子がAさんだと信じていないみたい。

『くろちゅきしゃん、Aだよ！昨日わたしの缶コーヒー勝手に飲んだでしょっ！？』

黒月｢……Aだ。｣

プロセラ(信じた…！)

陽｢まぁ、そういうわけだから…Growthと合流するまではプロセラのサブマネってことで｣

涙｢剣介には伝えておいたよ。Growthのサブマネは僕たちが預かった。って｣

郁｢人質みたいな言い方だね！？｣

夜｢確かに預かってはいるけどね｣

Growthの方でパニックになってないといいなと願いつつ、心の中ではAさんと居れて嬉しかったりする。俺も、昔はAさんのファンだったんだぁ

『よーるっ、おてて繋ごう？』

小さなAさんは可愛らしい笑顔で俺の手をぎゅっと握ってきた。あぁもう可愛すぎる！！

夜｢隼さんがお持ち帰りしたいと思った気持ちが分かるかもしれない…｣

隼｢わかってくれるのかい！？｣

陽｢幼女誘拐だぞそれ｣

『よーじょゆうかい？』

陽｢純粋なAさんは知らなくていいよー？｣

海｢A、撮影中はいい子に出来るか？｣

『うん！…だから、みんなも頑張ってね？』

海さんがAさんの目線に合わせてしゃがみこむと、Aさんはにこにこしながら頷いた。その光景にみんなで癒され、改めてお仕事頑張ろうって思えた。



☆その頃のGrowth☆ 八重樫side

剣介｢大変だ！A姉が…プロセラに拉致られた！｣

涙から｢Growthのサブマネは僕たちが預かった｣っていう謎のショートメール来たんだけど！？

涼太｢へー｣

衛｢なるほど、だから来ないんだぁ｣

昂輝｢そうだったのか。無事で何よりだ｣

望月｢あぁ…それで連絡も来なかったんですね｣

剣介｢みんな冷静！なんで！？｣

昂輝｢プロセラだろう？今日一緒の現場だし、後で合流出来るんじゃないか？｣

剣介｢いやいや、A姉が今日からプロセラのサブマネになりますって言ったらどうすんだよ？｣

衛｢んー、その時は…｣

涼太｢力ずくで奪い返すから大丈夫(にっこり)｣

望月｢あはは、Aちゃんも大変ですねぇ｣

うわぁ…A姉無事だといいなぁ。

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