今日:23 hit、昨日:1 hit、合計:66,256 hit
小｜中｜大
64話 ページ15
ギュッ)誰かがそんな由希の手を握る。
A「駄目ですよ……そんなことしたら……」
由希「A！？起きてたの！？」
A「はい。話は聞きました。由希くん……」
由希「A……」
A「1人で勝手に行くなんて許しませんよ！私は、由希くんを送り出すために着いてきたんですからっ！」
由希「A。じゃあ今の内に言っておくよ。」
その表情は真剣で
A「はい。」
Aも向き合って返事をする。
由希「俺、今日帰って来るか分かんないよ？」
A「え？」
由希「何日、話され続けるか分からないし、話だけじゃないかもしれない。」
由希「それでも、この家の前で待っていられる？無理しなくていいんだよ？」
A「……それでもいいですよ。何日でも待っています。由希くんにお帰りなさいって言えるの待ってますから。」
由希「そっか……強いね。Aは。」
A「由希くんこそ。」
由希「じゃあそろそろ行こうかな。」
車をでる。
A「屋敷の前まで着いていきますよ。」
由希「うん。お願い。」
そう言って、2人で門をくぐる。
桜の木の下で立ち止まって由希に向かっていう。
A「応援してますから！……絶対！帰ってきて下さいね！」
由希「……出来るだけ早く帰るよ……」
A(いってらっしゃい……由希くん。)
由希が見えなくなるまで、Aは由希を見送った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：翼 | 作成日時：2019年1月19日 0時
