六十二話 ページ15
「Aさんとぜんの畏に気圧されたってことでいたみわけね！Aさんにいたってはこれ以上怒らせたらだめだよ」
毛じょうろうちゃんがそう言い、その場にいたもの達が散らばっていく。
「鎌鼬のイタクだ」
イタクくんが名乗った所で
バサバサバサッ バサバサ バサバサッ
大量の妖気が船を取り囲んだ。
その先頭には周りよりひときわ大きい妖怪がいた。その妖怪は、
「我こそは京妖怪白蔵主！」
そう、名乗った。
そして、こちらの大将が名乗りでるのを待っている。
首無くん達はリクオに名乗らせるつもりは無いらしいがリクオは先ほどから姿を消して歩いている。
途中、首無くんが気づき止めるもリクオは白蔵主の前に歩み出た。
「オレが大将だ…この京に羽衣狐を倒しに来た。ここを通らせてもらう。」
「お主、名を名乗れ‼」
白蔵主が大量の畏を出しながらいう。
だが、リクオもそんな白蔵主に怯まずに
「奴良組若頭ぬらりひょんの孫 奴良リクオ！」
名乗りきる。
それからお互いが挑発しあい、戦いが始まった。白蔵主は言うだけあってかなりの力だ。
だが、リクオも遠野で習得した技、鏡花水月を使い白蔵主の攻撃をよけ畏れを壊し
…勝利した
すると、白蔵主は
「首を斬れい‼」
そういった。また、辞世の句を書くといいどこからか筆と短冊を出して来た。
周りの妖怪達も唖然として力が抜けてしまっている。
リクオは右手を白蔵主の頭に振り上げた。
ガゴンッ
いい音がその場に響いた。
「おい、拙僧を…愚弄する気か…」
あの変な行動でも、白蔵主にとっては死ぬ覚悟だったらしい…
「オレはあんたが気に入っちまった！今ので死んだ気になってあんた…力をかしちゃくれねーか？」
木の棒で叩きリクオは思ったことをそのまま白蔵主にぶつけた。本家の妖怪達は暖かい目でリクオの成長を感じている。
『くすっ)鯉伴にそっくりですよね。ただ、放浪クセは似ないことを願いますねー』
「はい！そうですね…」
奴良家は代々馬鹿正直な家系だ。
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氷華 - 面白いですね。これからも頑張てください (2017年8月10日 18時) (
レス) id: 73df93152f (このIDを非表示/違反報告)
美知香(プロフ) - カイさん» 返信、更新遅くなりごめんなさい！続きを待ってくださりありがとうございます！これからも頑張って更新していきますのでよろしくお願いします♪ (2017年2月24日 19時) (レス) id: 2e2698e6aa (このIDを非表示/違反報告)
美知香(プロフ) - 堕天使魔夜降臨さん» 返信、更新、どちらも遅くなり申し訳ないです！これからも全力で続きを書いていきます笑読んでくださりありがとうございます！！ (2017年2月24日 19時) (レス) id: 2e2698e6aa (このIDを非表示/違反報告)
カイ(プロフ) - 続きを楽しみにしています頑張ってください (2017年2月23日 19時) (レス) id: 1c2a0dc7d8 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使魔夜降臨(プロフ) - 続き書かないんですか？めちゃくちゃ気になります続きが！ (2017年2月22日 20時) (レス) id: e2b785547e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちか x他1人 | 作成日時：2017年1月9日 15時
