危険な香り kwmr&fkr ページ2
fkr side
k｢､､こんな感じかなぁ。どう？｣
f｢うん！めちゃ見やすくていい感じ！さすが神！｣
k｢それは褒めすぎ｣
ふくらです。今俺は凄くドキドキしている。心臓が破裂しそう。
なんでったって、あの大好きな河村の家で一緒に動画の編集してるんだよ！？
その思いは内心に秘めておいて、編集の続きを行う。
横を見ると、河村の横顔が。
意外と鼻が高いんだなとか、まつ毛長いな､､とか、また彼を知れて嬉しくなった。
k｢､､そんなに見ないでよ、恥ずかしいから。集中して｣
そう言われ、はっと我に返る。
f｢あぁごめん。つい見とれてた｣
k｢家だからって恥ずかしいから｣
彼はまたパソコンとにらめっこ状態になる。
キーボードを打つ速さはプロ並。さくさくと編集を進めていく。
俺も集中しないと､､でも、出来るわけない〜！！
しばらくして、
k｢､､ふくら集中力切れてる？休憩しようか。飲みもの、何がいい？とってくる｣
と彼が言った。
f｢あ、ごめんごめん。そうしようかな。じゃあミルクティーで｣
k｢やっぱり。砂糖多めで、ね。｣
f｢正解｣
彼は笑顔のまま部屋を出た。
河村は僕の好きなものを把握してくれてるみたい。
とても嬉しかった。
ふと目線は彼の普段使っているベッドに移る。
ここでいつも寝てるんだ､､
いけないことだと分かってるけど、少しだけなら。
俺は彼のベッドに寝転がった。
いつもの彼の匂い。落ち着く匂い。
僕はうつ伏せになって彼の枕に顔をうずくめた。
と、そのまま寝落ちしてしまいそうになったその時、
ガチャッ
ドアが開く音がした。
まずい､､かなり不味いぞこれ､､
俺の河村の中のイメージがぁ！！これはもはや犯罪ではないか？
自分に問いかける。
俺は寝ているフリをした。
k｢ふくら？｣
そう言って、机の上におぼんを置く音がした。
かすかに聞こえる、氷がグラスにあたる音。
すると、俺の足の方でベッドが少し沈んだ。
ギシっと音を立てる。
え､､待って待って、何が起きてる？？
俺は混乱した。
彼はそのまま俺の肩のあたりに手を付き、もう片方の手を俺の胸の方へ入れた。
そこから俺のシャツのボタンが外れた瞬間、
f｢うわぁぁぁ！！｣
ビックリして思わず声を上げて体を起こしてしまった。
k｢あ、起きちゃった｣
彼はニヤッと笑う。
f｢かっ､､河村？？｣
続く⬇
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作者名：ゆい | 作成日時：2022年3月21日 23時
