配信開始、5分前。【赤】

配信開始、二十七分前 ページ29

Aside

前回…なんと…！


莉犬君と同棲することが決まりました！いえい！


なので今日は引っ越しの準備をしたいと思います！


莉犬君のお家だから…無駄なものは持っていかないようにしないと


そう思い、段ボールの中にいろんな物を詰め込んだ


洋服、本、愉快な小物たち。


一番困ったのは、莉犬君のグッズ


とても大切なものなので、捨てられるわけもなく…


大量の段ボールを使ってなんとか詰め込んだ


よし、これで引っ越しの準備は一段落。


改めて見ると、約半分の段ボールが莉犬君のグッズだった


家具は、莉犬君の家に合う物を新しく買おっかな…


うん！買おう！


うきうきしながらする引っ越し準備はとっても楽しかった


『準備してたらお腹空いたな…』


なんてことを思っていたら…


ピーンポーン


インターホンが鳴った


『はーい』


出てみると…


な「A〜？」


まさかのなーにぃ？！


『なーにぃ？！どうしたの？』


な「Aが、お腹空いたかなーと思って」


え、エスパー？((


『お腹空いてるけど…私の家は何もないよ？』


な「そっか…じゃあ食べに行く？実は、莉犬君も誘ってあるんだ！」


『そ、そうなの？！支度しないと！あ、支度してる間あがってていいよー』


な「りょーかい」


私はまだ片付けていなかったメイク道具とお気に入りの服を出し、身に付けた


『あ、なーにぃお待たせ！』


な「ねぇ、Aこれ…」


なーにぃが指を差したのは、たくさん積み上げられた段ボールだった


『これは…その…お引っ越ししようかなって思って…』


莉犬君の家に引っ越すってなだけで、引っ越すってことは変わらないもんね？！


な「そっか。いいとこ見つけたんだね！じゃあ行こっか！莉犬君待ってるだろうし！」


『う、うん！』


そして私たちは、莉犬君が待っているレストランへ向かった


な「ここらへんにいると思うんだけど…あ！いた！」


莉「あ！なーくんとA〜！」


『莉犬君〜！』


な「さあさあ、中に入ろ！」


なーにぃに引っ張られながら中へ入っていった


店「いらっしゃいませー！3名様でよろしいですか？」


な「はい、3名です」


店「かしこまりました。お好きな席へどうぞー」


そう言われ、私たちは適当に席についた


な「あ〜ここいい景色だね〜こういうところに一回住んでみたいな〜」


莉「憧れだよね〜！あ、そういえば俺とAちゃん、同棲するんだ！」









な「…え？」

配信開始、二十八分前→←配信開始、二十六分前

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す