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配信開始、十三分前 ページ14

Aside

莉「あ、ちょっとまって!夜ご飯…一緒に食べない?」


そう言われて莉犬君についていくと、とても高級なレストランにたどり着いた


莉「着いたよ。あ、予約はしておいたから大丈夫だからね」


『ちょっと!こんな高そうなところ…私には合わないよ…』


莉「そんなことないよ…俺だってこんなとこ初めてだし、きっと大丈夫!さぁ、行こう」


そう言って手を差し伸べてくれる姿はまさに王子様のようだった


私はその手をとり、


『うん』


そう言い頷いた


そして、二人で店内に入っていった


店「いらっしゃいませ」


莉「予約していた赤野です」


店「赤野様ですね。こちらの席へお座り下さい。お料理が用意できるまで、少々お待ちください」


そういわれ案内された席から見える夜景はとても美しかった


『夜景が…本当に綺麗…』


莉「夜景が綺麗に見える席を予約しておいたんだ。喜んでもらえてよかったよ」


『水族館も、このレストランも、計画してくれてありがとう』


莉「いいえ、Aちゃんに楽しんでもらえるように計画するのも楽しかったよw」


『そうなの?w』


そんな話をしているうちに、料理できたみたいだ


店「お待たせしました。スモークサーモンとクリームチーズのタルティーヌです」


『いただきます…んん?!美味しい…!』


莉「ほんとだ…美味しい!」


店「喜んでいただけたようでなによりです」


そのあともどんどん出てくるコース料理を食べ終えた


店「ありがとうございました。またの御来店をお待ちしております」


『とっても美味しかったです!機会があったらまた来ますね』


莉「ありがとうございました」


そう言い店を後にした


『ほんとに今日はありがとね。こんなにしてもらっちゃって…どうお返ししたらことか…』


莉「じゃあ、一つ俺のお願いきいてくれる…?」


『うん!なんでも聞くよ?何?』


莉「なんでも…?それじゃあ…」


莉犬君は、覚悟を決めたような目で私の目を見た


そして、









莉「俺、Aちゃんのずっと好きでした。たるとちゃんとしてのAちゃんも好きだし、そのままのAちゃんも大好き。だから、俺と付き合って下さい。これが俺からのお願い。きいてくれる?」









そう言った


『そんなお願い…きかないわけないじゃん…喜んで!』


私は、涙ながらにそう答えた

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設定タグ:すとぷり , 莉犬 , 配信者   
作品ジャンル:恋愛
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ゆいる@べりらわ(プロフ) - 桜あややさん» お、お、お、お、お誕生日に更新すればよかったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!! (2021年6月29日 21時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
桜あやや(プロフ) - は、え??誕生日翌日にこれは4ぬ尊っっっっっっっっっっっっっっっっ (2021年6月29日 20時) (レス) id: 90426be14c (このIDを非表示/違反報告)
ゆいる@べりらわ(プロフ) - いちごさん» コメントありがとうございます!尊いですよね…!私も書いててめっちゃ思いました( *´艸`) (2021年6月21日 21時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいる@べりらわ(プロフ) - Yuui@アイコン調整中さん» やはりこの作品は死者とか怪我人が多すぎる…w (2021年6月21日 21時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいる@べりらわ(プロフ) - 闇時々兎さん» まさかのお兄ちゃまとかの前でプロポーズしておりますねw度胸がありますね…好き尊いわ。 (2021年6月21日 21時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいる@べりらわ | 作成日時:2021年3月21日 13時

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