配信開始、5分前。【赤】

配信開始、十一分前 ページ12

Aside

みなさん、今日はなんの日だかわかりますか…？


莉犬君と水族館に行く日ですよ…！


今日のために用意したんです…洋服も…メイクも…髪型も…


なーにぃがめっちゃ手伝ってくれたの！ほんとに頼れるお兄ちゃんだな…




↑こちらがイメージです


張り切りすぎと思われないかな？


少し不安に思いながら、莉犬君との待ち合わせ場所に行くと、もうそこに莉犬君の姿があった


『莉犬君…？ですか？』


多分莉犬君だと思うけど…前見たときと変わって大人っぽくなっていたので、一応聞いてみた


莉「はい、そうですけど…リスナーさん？」


『リスナーなんだけど…たるとだよ？』


莉「えぇ？！たるとちゃん？！」


『ちょっとしーっ、声がおっきいよ…ばれたら面倒くさいから、今日だけはAって呼んでくれる？』


莉「あ、わかった。俺はメンバーと出掛けるときも莉犬だから大丈夫だよ。ていうか、Aちゃんすっごく可愛い…」


『あ、ありがとう！なーっあ、友達に手伝ってもらったんだ！莉犬君も前の握手会のときと雰囲気違ってびっくりした…』


莉「え、あのときのAちゃん？！たるとちゃん来てくれてたんだ…」


え、覚えててくれたんだ…リスナーとしてめっちゃ嬉しい…


『一応りすなーですから！莉犬君も私のライブ来てくれてたよね！ファンサしたつもりなんだけど…』


莉「うん！めっちゃ嬉しかった…！さ、行こっか、水族館」


『うん！』


莉犬君は私の手をとり、連れていってくれた


その瞬間、私の鼓動は速まった


『(やばい…私すごい今ドキドキしてる…！これで私一日大丈夫かな…)』


少し不安になりながら、二人のドキドキ(？)デートが始まるのであった


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作者から

朝起きたら大変なことになってたんですけど…

お気に入り登録が100人超え…ありがとうございます！

作者史上初ですよ…こんなにはやく100人超えるなんて…(この作品が二作目)

こんなに沢山の方に見てもらえて本っ当に嬉しいです！

これからも、どうか｢配信開始、５分前。｣をよろしくお願いいたします。

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