まほやく！(妄想)2

北の国 ページ46

スノウ｢ほほほ、我は騙されんぞ賢者｣
と、普通にエイプリルフールだとバレてしまう。
なんで分かったんですか？と聞くと我とホワイトのことをいつも思ってくれておる賢者ちゃんが間に入ってくるわけないからのうと信頼関係が故の言葉に思わず胸がジーンと温まる。スノウ……！と思わず抱きつかずにはいられなかった。

ホワイト｢もう賢者ちゃん趣味悪〜｣
告白した後に突然言われるので思わずえ？と言葉が出てしまった。我がスノウ以外にいくことがないことを分かっておきながらの告白とはのうとこちらもまた違った視点にはなるがお互いのことを知ってるが故の返答が来る。

ミスラ｢じゃあ死なないでくださいね、賢者様｣
俺を置いていったら許しませんからと壁に追い詰められる。まっ、待ってください……これはエイプリルフールで、と説明しようとした時ミスラは壁に手を着いた。所謂壁ドンだ。
予想外の出来事に私は思わず思いっきり出せる限りの声で悲鳴をあげてしまった為双子が助けにきてくれる。
すみませんすみませんと何度も謝罪したがしばらくは口を聞いてくれなかった。
お詫びに消し炭を用意しミスラの部屋へと向かった。

オーエン｢は？馬鹿なの？｣
普通に断られる。
え、ぁ、ちょっとは話を……と続けようとしたらオーエンは煙のように消えてしまった。
やってしまったな…という罪悪感のままその日は眠りについた。よく眠れないまま私は目を開けると私のベッドにオーエンが腰掛けている。私がびっくりしているとはは、いい気味と闇に溶けるように消えてしまった。
何がしたかったんだろう。

ブラッドリー｢俺様を好きになるなんざセンスは悪くねぇな。だが賢者の嘘にはセンスがねぇ｣
と、軽くあしらわれてしまう。面白いぐらいにバレバレだ。
なんで分かったんですか？と聞くと、んなもん俺が恋に気づかねぇわけないだろと当たり前だと言わんばかりに返してくる。
足を組んでお酒を飲む兄貴がとてもカッコよく見えた。

東の国→←中央の国

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す