まほやく！(妄想)2

西の国 ページ5

シャイロック｢面白いことになってますね。賢者様｣
と、笑顔で近づいてくる。これは誤解です！と伝えると男が倒れ伏し、怒鳴りながら胸ぐらを掴んでいるこの状況を誤解するなと言われる方が難しいですよと意地悪な返答が返ってくる。
誰にも話さないが匂わせることを賢者がいるところで話すためわぁー！！とかき消してくる賢者が可愛い。

ムル｢俺もやるー！どごーん！！｣
倒れてる男達の上に飛び乗り追い打ちをかける。
ムル！そんなことをしたらダメです！と反射的に言ってしまうが賢者様はいいの？と返されて何も言えない。ほら、謝らないと、とムルに言われ男達にごめんなさいするのだった。

クロエ｢凄い！賢者様！！どうして隠してたの！？｣
突然聞こえた凄いという声に背筋が凍る思いをする。声の主の方を見ると目をキラキラさせたクロエが立っている。
帰り道に元の世界でこんなだから迷惑を色んな人にかけたのでこの世界では気をつけようと思ったんですけど…と真剣に悩んでいる賢者の話をさっきあんなに盛り上がってしまった罪悪感に押しつぶされる。

ラスティカ｢素晴らしい、知らない賢者様の一面を知れて嬉しいです｣
芸術的な絵を見たかのような反応をしてくる。
何かを発見するというのはとても楽しいことだから単純に興味がそそられる。
もっと賢者様のことが知りたいですと買い物を終えたのにお茶会へと誘われ元ヤン時代の話を話してしまう。

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