まほやく！(妄想)2

南の国 ページ16

フィガロ)大丈夫だよ、どうして恥ずかしがるのさ
月のもので倒れてしまい、気づけば自分の部屋のベッドの上。
最初はおはよう賢者、体調はどう？って聞いてくれるのがなんとも医者らしい。
今はフィガロが魔法で血を止めてくれているのかシーツについてるなどの問題は無かった。
恥ずかしい限りです…と男所帯の魔法舎なので思わず言ってしまうと全然恥ずかしがることじゃない、と心強い言葉をかけてくれる。

ルチル)今ハーブティお入れしますね
倒れた当初は焦ったものの先生…いや、ルチルの性格上月のものに理解があり、まずカナリアに診て貰う。途中で賢者が起きるので自分は出来ることをしようと暖かい飲み物を用意してくれる。
その後は気を使って一通りの事を済ませた後に部屋に遊びに来てくれる。

レノックス)……すみません。賢者様の苦しみが俺にも分かればいいのですが…。
自分は男なので完全に理解出来ないことは知っている。知っているが知らないなりに知ろうと努力してくれるし知らないからと言って突き放すようなことは絶対しない。
月のものが終わる約1週間ずっと付き添ってくれた。

ミチル)女性の方は大変なんですね……。
早くから母親を亡くし、ルチルと男兄弟で育って来た為月のものへの知識はあまりないが説明すると真摯に受け止めてくれて学ぼうとノートを持ってくる。
次賢者様がまた倒れてしまった時や月のものが来た時に賢者様が少しでも安心出来るように任せてください！と満面の笑みで言われるので心が温まる。

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