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ミスラ「そこに居るのは分かってますよ。出てきたらどうです？」
そう声をかけられリケとムル、カインが出てくる。
ムル「バレちゃった！」
ミスラ「気づかないとでも思ったんですか」
カイン「流石ミスラとファウストだな、ファウストも気づいてただろ？」
ファウスト「僕は凄くない……。…待て僕は君たちの気配がしてから一言も喋ってない。なのにどうして僕がいると分かった。触れるまで見れないはずだろう」
カイン「あっ……。そうだった」
ムル「やっちゃったね！」
カイン？「やっぱ自分以外の人になるって難しいや」
リケ「……」
ミスラ「……クロエ？」
カイン？「秘密！」
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オーエン「燃やしてしまえばいいよ」
オーエンが大量のムルを燃やす。
すると先程までムルだった物が木へと変化する。
スノウ「全く……罠かも知れんのに」
ホワイト「誰か来たぞ」
ホワイト達が振り返るとそこには"オズ"が立っていた。
オーエン「やった、"オズ"が相手だ。日頃の恨み晴らしてあげるよ」
スノウ「ほほほ、今日はやけにお主と戦うのう」
ホワイト「ま、それが戦力的に妥当じゃろうて」
オズ「……」
オーエン「なんか言ったらどうなの、オズ」
オズ「……」
オーエン「……」
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ヒースクリフ「ネロとシノに知らせないと。こっちに"オズ"がいること」
ブラッドリー「俺様達でも足止めぐらいできるだろ。捕まんなきゃいいだけだ」
シャイロック「オズに適う魔法使いはいませんよ。ねぇ、オズ？」
オズ「……」
ヒースクリフ「……なんか変な感じ」
ブラッドリー「なにが」
ヒースクリフ「何か強大な力で上手く隠されているような……」
ブラッドリー「あ？」
ヒースクリフ「オズが………………」
ブラッドリー「どうした」
ヒースクリフ「ご、ごめん……なんだか立っていられなくなって…きて」
ブラッドリー「何わけ分かんねぇこと……」
何わけわかんねぇこと言ってんだと言いかけたブラッドリーの足元もふらつく。
ブラッドリー「……雨か！」
シャイロック「雲に私の魔法を混ぜました。寄ってるみたいな感覚でしょう？勿論ただの雲ではありません。オズが作った雨雲です」
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シノ「オズが全然攻撃してこない」
ネロ「まぁ、こっちとしては有難いが……っと」
ネロがバランスを崩す。
ネロ「並行感覚が…」
アーサー「！火があがっている」
アーサーは燃えてる森をみる。
火はオーエンがムルを燃やしたものだ
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作者名：荒城の月 | 作成日時：2021年2月17日 19時
