僕の彼女！【シャックスリード】

猫が3匹 ページ4

朝起きるとお姉ちゃんはソファーに
倒れ死んでいるような感じになっていた。


いつものこと。


『お姉ちゃんここで寝ないで』


「んむ…分かってる…」


『あのね今日は使い魔召喚の儀式の日なの』


「ふーん…
……えっ！？！？ほんとに！？」


『ほんと』


「頑張って！！お姉ちゃんに自慢話聞かせて！」


『！
うん！！』


今日の私は気分がいい！


ーーーーー


リードと別の部屋になってしまった。


担当の先生はモモノキ先生


可愛いね！


『私行きます！！！』


口で指先を切り、召還。


『……え？』


私の前に現れたのは白い毛並みの虎。


『これの名前はな、なに…？』


「イフニティね」


『へぇー！凄い！？』


「さぁ、どうかしら」


『えぇー！言ってくれないのー！？』


「お楽しみってことよ」


モモノキ先生のケチ！


ーーー

今日色々忙しくて帰りだけ一緒！

『使い魔召還どうだったー？』


「うーん、まぁまぁ…？
それに先生使い魔にした悪魔もいるし
そっちの方が面白いかな！」


『へー、そうなんだ
リードの使い魔が凄い可愛い使い魔だったらいいなー』


「僕やだよ
かっこいい使い魔がいい！」


『ふっふっふ
私の使い魔かっこいいの！
イフニティっていうね！白い虎！
凄くない！？』


「おおぉー！！！
すげー！！流石A！」


『えっへへ』

褒めてもらうのは悪くない


ちょっと気恥しいけどいつも褒められることないし

ご褒美だよね


……あれ？私、今 "褒められることない "って思った

お姉ちゃんは褒めてくれる

お母さんはいつも話を聞いてくれて優しいし
アドバイスいっぱいくれる

なんでなんだろう。


"褒められるかもしれない"っていう期待なのかな


そう思うとなんだが凄く難しい気分になる。

何かが渦巻いて重くなる。

そんな気分。


「A？大丈夫？」


『ｯうん、大丈夫』


「無理しないでね！
じゃあまた明日！」


『またね！』


ーーーーー
イフニティの名前の由来は白虎です。

それをアイスランド語にしてその発音の空耳の名前です()

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