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第六十四話 ページ33

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織田side






何時もの店の、何時もの扉を潜る









何時もの店主、何時もの空気









何時もの席に、御前は居た_____________









『急に誘って悪かったな ......作さん』









「否 ....御前には借りがあるからな





是れぐらいどうってことない」









俺がそう云うと、御前はまた「そうか」と微笑む









だが今日は、その顔が何処か切なげで









まるでこのまま消えてしまうかの様に思えた









だから、俺は









「御前、出て行く気か ........?」









ただそう問う









『出て行くんじゃない、戻るだけだ








私の居場所へ』








「 ........御前の居場所は、太宰の傍かと思っていた」









『 .......それは、錯覚に過ぎないんだよ』









錯覚?本当にそうなのか?







御前が本当の笑顔でいるのは太宰の前だけだった









なあ、本当は









望んでないんじゃないか?









彼奴を置いて、去って行くことが









『自分が居たいと願う場所が、居場所とは限らない








私には、あんなにも甘く、暖かい暮らしは似合わない、そう感じたんだよ





なあ、









彼奴のこと、頼まれてはくれないか?』









嗚呼、なんて、儚いのだろう








なんて美しく、可哀想な奴なんだろう








如何しようもなく、胸が締め付けられたが








きっとそれは、俺では如何しようもない









「 ........嗚呼」









別れたあと、空を見上げれば









月が雲に隠れようとしていた









なんて綺麗なんだろうか









「もう一度が .......来るといいのにな .....」









何故か無性に .......寒くなった

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月宮澪華 - 有川さんと紅葉さんのお茶会内容 (9月22日 19時) (レス) @page47 id: dd50640cfb (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - 玉こんにゃくさん» 読んでくださってありがとうございます!!文才私も欲しいです!分けてください!(笑)これからもよろしくお願いします! (2020年11月9日 0時) (レス) id: b3ca34c5e8 (このIDを非表示/違反報告)
玉こんにゃく(プロフ) - 待って、カッコいい…!有川さんん゛大好きです!文才分けてください私に! (2020年11月9日 0時) (レス) id: d74a9424e1 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - 柊さん» え、貧血?!大丈夫ですか ...?お大事になさってくださいね ...いつもコメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします(^^)『いつもありがとう。柊さんも体調に気をつけて、またお互い頑張ろうな』 (2019年5月21日 12時) (レス) id: 27ee46e64f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ううう有川さんがかっこよすぎて惚れても惚れきれないいいい!!更新ありがとうございます!待ってました!!体調には気をつけてくださいね。私は最近貧血になりました← (2019年5月21日 0時) (レス) id: 9ff44349a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルーク | 作成日時:2018年7月17日 18時

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