第四十話 ページ44
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「迎えに来たのかい?
とっても良い子たちだね ........アンタの云いつけを守って ........
矢ッ張り、今もそう教えてるんだろ?
俺たちに、やった様に ........」
男の言葉に太宰の瞳は大きく揺れる
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_______教え_______た_______?
,
パァン ........!
響き渡る銃声
見ると、有川の持つ拳銃からは煙が立ち登り
太宰たちの鎖は綺麗に外れている
自由の身になった太宰たちの元に大きな狼が飛び込んで来た。
ルーである
紅葉を背に乗せた状態で、二人も背に乗せ外へと走り出す
『 ........何時の話をしてるんだ ........
もうお前達とは縁を切った筈
それに .......お前達には“露伴”がいるだろう?』
「 ........」
『“幸田露伴” ........良い奴だった、少々気難しかったが ........そうか、
死んだのか』
「ッ ........!アンタは俺たちを見捨てた!
露伴の反論さえ聞かずに、まるで、ゴミでも捨てるみたいに ........!
アンタさえいれば、露伴は特攻して死ぬこともなかった!彼奴の、、、、
心を殺したのは、アンタだ ........」
それは、一種の叫びだった
その場の男達は皆涙を流し、有川を睨みつける
が、有川は、冷たく、鋭利な刃物の様な言葉を突きつける
『 ........全く、此れだから感情だけで判断する男は嫌いなんだ
自分のことしか見ずに、直ぐに女子供を虐げ
挙げ句の果てに八つ当たりをする始末だ
いいか?一度しか云わんからよく聞け ........
露伴は私の脱退を反対などして居ない
する筈がない
私は元来、御前達の組織の人間じゃないんだからな?』
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月17日 17時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - 麗さん» コメントありがとうございます。此方で設定していた夢主の名前を誤って掲載していました。修正致しましたのでご確認ください。ご指摘感謝いたします。また何かあればコメント等お願いします! (2021年4月2日 0時) (レス) id: b3ca34c5e8 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 28ページ 涙さんが とは誰の事でしょうか?? (2021年3月31日 0時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - ぴのさん» 有川『ぴのさん、お褒め頂き光栄だ。貴方は治のことをよく判ってらっしゃるのだな ....今後作者も学んでくれることだろう。ご指摘、感謝している。これからもこの物語を見守ってくれ』 (2019年4月14日 23時) (レス) id: c44f57a01a (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - ぴのさん» コメントありがとうございます!そうですよね、私も判ってるんですが何分映画特典が出る前に書いた話だったので多分推測で私っていう一人称になってるんだと思います....(あくまで私の妄想の塊ですので ...)ご指摘感謝です!今後の参考にさせていただきます。 (2019年4月14日 23時) (レス) id: c44f57a01a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルーク | 作成日時:2018年3月12日 23時