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関係 ページ2








「A。もー、探したんだけど。

荷物置いたまま帰ってこないし。」



『あ、ごめん。』






いつの間にか茜色に染まりだした空に


しばらく、そこに立ち尽くしていたことに気付かされた






背中に大きな黒いリュックを背負って


前にはもう一つ黒いリュックとお弁当の入ったバッグを抱えて現れたのは


幼馴染のテヒョンだ




待ってなくていいのに。


そう言おうとしてやめた


今更そんなことを言うような関係じゃないと思ったから






TH「帰ろ。」



『うん。』





テヒョンから荷物を受け取って


静かに並んで歩き始めた




ふたつ伸びた影は


ずっと昔から変わらない見慣れた光景だった






帰り道→←犢イ瓩箸



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作者名:Rosé | 作成日時:2020年9月11日 17時

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