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三人で体育館に入り、しばらく待っていると入学式が始まる。
周りには怖そうな人ばかり。
ちなみに私の右隣は知らない人、左隣が秀吉で、秀吉の隣はみやびちゃんだ。
右の人をちらりと見ると、ヤバそうな人。
見た目からも、雰囲気からもヤンキー感が溢れ出ている。
怖くなって、思わず秀吉の袖を掴んでしまう。
すると、秀吉はさりげなく私を自分の方に寄せた。
式が始まり、理事長が話をする。
話はいつの間にか終わり、黒い服を着た女の人が言う。
「旗印戦、開幕。」
そして、ほら貝を吹く。
戦いか…。
なんて、のんきに考えている自分がいた。
ー教室ー
適当に席に座る。
秀吉はというと、みやびちゃんと話している。
特にすることもないので、二人をぼーっと眺める。
政「おーい、嫉妬中ですか？」
『いや。いつものことだし。』
政「まあ、確かにそうだけど。」
そう言って話しかけてきたのは伊達政宗。
まあ、友達ってところ。
政「今のは、゛嫉妬してます！゛てな感じだったけどなあ。」
『そう？』
本当は…ちょっと嫉妬してたんだよね。
そんなこと言えるわけないけど。
政「ちょっとは自分の気持ち伝えたほうがいいんじゃない？」
「アイツ喜ぶと思うけど。」
『でも、調子乗りそうだからやめとく。』
そう話すと、政宗は「そうかもな。」なんて言って他のところに行った。
本当は、伝えたい。
でも、伝えたときになんて思われるかが怖い。
だから、伝えられない。
そんな自分が、嫌い。
信「大丈夫か？」
いるか？と渡されたのは干し柿。
ありがたくもらうことにした。
『ありがとう、織田くん。』
信「信長でいいぞ。それよりなんかあったか？」
『ううん。なんでもないよ。』
信長くんは「そうか。」とだけいい、また干し柿を食べた。
こんなに心配されるくらいなら、伝えてみようかな。
そうしたら、自分自身が少しでも好きになれるかもしれないな。
なんて思いながら、干し柿を口に入れる。
干し柿は甘くて、今までで一番美味しく感じた。
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Macaron.。(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます！夏休み中に本編の方も書いてみようかな…と思います。これからもよろしくお願いします🙇 (7月19日 23時) (
レス) id: 0435f914bf (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 本編の更新待ってますので、更新頑張ってください。 (7月19日 21時) (レス) id: 09c3d2c8dd (このIDを非表示/違反報告)
Macaron.。(プロフ) - 千鶴さん» ありがとうございます！これからもゆっくりめのペースではありますが、更新頑張ります。 (2022年9月24日 11時) (レス) id: e961c94952 (このIDを非表示/違反報告)
千鶴 - とっても面白かったです！更新待ってます！頑張ってください！ (2022年9月23日 11時) (レス) @page8 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
Macaron.。(プロフ) - 美優さん» 教えてくださりありがとうございます！参考になりました！ (2022年8月29日 11時) (レス) id: e961c94952 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Macaron.。 x他1人 | 作成日時：2022年7月27日 19時
