27話 ページ28
XANXUSは目を覚ましすと自分の腕の中で眠る少女を見ながら、まだまだガキだな。などと思っていながら口角を緩めていた。
十分にAの寝顔を堪能すると、もう一度眠くなったのかまた眠りについてしまった。
数十分後。
マーモンが、XANXUSの部屋にやって来た。
いくらノックをしても返事がないので不審に思いながら、静かにドアを開ける。
部屋に入り辺りを見回したが何時もXANXUSが居るディスクに誰も居なかったので、寝てるのかと思いプライベートルームに入った。
少し奥に進み寝室の中に入る。
そこでマーモンが見たのは、幸せそうに抱き合いながら寝ている二人の男女だった。
マーモンは、無言で写真を撮り近くの机に報告書を置いてサラサラと、霧のように消えていった＿＿。
ところ代わり談話室では、ルッスーリア以外の幹部達が全員集まり話をしていた。
ちなみにはルッスーリアは、昼食を作っている。
「なー」
「何だぁ゛？」
スクアーロが珈琲を飲みながら答える。
「あいつとボス…遅くね？」
「………確かに遅せぇなぁ゛」
「なら、俺が見てこよう！！」
XANXUSの事となり熱くなったレヴィに、突然現れたマーモンが言った。
「その必要は無いよ」
「どういう事だ！？」
うるさいよ、レヴィ。と言いながらマーモンは眉を寄せる。
「二人は、仲良く寝てたからさ」
「何でマーモンが知ってんの？」
「今朝、報告書を出しに言った時に見たからだよ」
そう言いながらマーモンは、写真を見せる。
「うひょー、びっくり」
「…」
「ぬぉぉ！！ボス！」
それぞれ、反応は違うがスクアーロに至っては、言葉が出ないようだ。
まぁ、普段のXANXUSからは想像出来ない程幸せそうに寝ているのだから当たり前か。昨日一番XANXUSとAを見ていたスクアーロだがまだ慣れないらしい。
そんな会話をしていると、XANXUSとAが談話室に入って来た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 205人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ｙ(プロフ) - 扇華→さん» またまたコメントありがとうございます！偽名などを使うことがあればそうしますね！！ (2017年9月20日 15時) (
レス) id: c00b022e20 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - こちらこそありがとうございます！（人１）を使いたい場合は通り名と言うか、偽名？を考えてでも楽しいかなと思います！ (2017年9月20日 9時) (レス) id: 3c402464be (このIDを非表示/違反報告)
Ｙ(プロフ) - 扇華→さん» ありがとうございます！それではこれからチマチマと直していきますね！(名前)に。それと、全然図々しくなんて無いですよ！むしろ、意見をいただいて感謝しています！！ (2017年9月19日 23時) (レス) id: c00b022e20 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - Ｙさん» とても面白いので何度も読み直しちゃいますねw希望？っていうかだと名前変換をしなくてもいいようにして欲しいかなーと…（名前）でかってに変換されるので（人１）ってやるよりは良いかな…なんて（図々しくてごめんなさい！） (2017年9月19日 23時) (レス) id: 3c402464be (このIDを非表示/違反報告)
Ｙ(プロフ) - 扇華→さん» あぁぁ！！もう、本当にありがとうございます！最初から読み直していただけるなんて…すごく嬉しいです。更新頑張ります！ (2017年9月19日 19時) (レス) id: c00b022e20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Y x他1人 | 作成日時：2017年1月3日 23時
